こやつは上様ではない

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無農薬で害虫を駆除するアグリドローンがスゴイ!で、その先を考えてみる

      2016/07/07

自動で害虫を発見、駆除するドローン!

佐賀大学農学部と株式会社オプティムが共同で、害虫駆除機能を持つ無人機「アグリドローン」を開発したそうです。産業用ドローンですが、見た目も結構カッコイイですよねコレ。

用意された駆除方法は、上空を”パトロール”して発見した害虫にピンポイントで殺虫剤を吹き付けるやり方と、夜間に殺虫器をぶら下げて飛行し、害虫をおびき寄せて駆除するやり方の2つ。

さすがに個人が庭先の家庭菜園で使うのは難しいのかもしれませんが、例えば自治体が一般家庭向けに分譲している家庭菜園に飛ばしておけば、虫害をかなり減らすことができて、素人でも失敗せずに家庭菜園を楽しむことができたりするんじゃないでしょうか。

虫以外にも無人機やロボットは使えないだろうか

この、害虫の駆除を無人機にやらせる、という発想は、虫以外にも使えそうな気がします。
例えば、鹿とかイノシシですね。あと今、各地で多数目撃されている熊。近年は、駆除の担い手となる人が不足している地域が全国各地にあるようです。

で、そうした人手不足を補うべく、これら害獣を見つけたら駆除あるいは捕獲するロボットを森に放つわけです。

一昔前なら、画像認識やAIがしょぼくて害獣以外の動物や人間まで攻撃してしまったり、あまりに効率が良すぎて絶滅させてしまう、というような洒落にならない事態になってしまったりというトラブルが多発したと思います。

でも近年はAIも画像認識も目覚ましい発展を遂げているので、それこそ熟練のハンターでも判断に悩むような状況でも、一瞬で害獣とそれ以外の生き物を判別してロボットも作れたりするんじゃないでしょうか。偶然の流れ弾も含めて、一切他の生物を傷つけることなく、害獣を駆除してくれるわけです。

また、駆除し過ぎて絶滅してしまう、という懸念は、全体の大まかな頭数をカウントした上で、一定の数だけ駆除したら活動を停止したり、ドッグに戻ってくるというように制御することも、おそらく可能でしょう。文化としての狩猟も当然保護されるべきでしょうから、それらを割り引いた数を設定すれば、猟という文化を保ちつつ、害獣駆除も充分に行うことができるようなるというわけです。

実際に現時点の技術で作れるかどうかは分かりませんが、かなり便利なんじゃないでしょうか。害獣駆除ロボット。

感情的、倫理的な問題も

もっとも、どれだけ安全性が保証されていたとしても、銃器を搭載したロボットが森を闊歩しているとしたら、周辺住民にとっては怖いですよね。万が一暴走したら、という気持ちもあるでしょうし。猟の免許を持っているとはいえ、人もミスるし暴走もするので、現状もリスクが無いわけではないのですが。

仮に周辺住民がそれを乗り越えたとしても、自動で動物を殺すロボットというのは、倫理的にも何かひっかかるものがありそうです。同じ生き物とはいえ、哺乳類を殺すのと、毛虫や蛾を殺すのとでは、わけが違う、というのが一般的な感覚なのではないでしょうか。

でも、今の時点でも、自動で害獣を駆除、捕獲する器具はありますよね。罠なんかそうですし、まあ脅かすだけですが電気柵なんてものもあります。

害獣駆除ロボットとの違いは自分で動くかその場から離れないか、という点です。やはり自分で動くか動かないか、というのは、人が抱くイメージに少なからぬ影響を与えるんですね。追っかけてくる殺人ロボットと、その場を動かない地雷では、やっぱりロボットの方が怖いし、作っちゃいけない感も強いですしね。

人にも応用できる?

さらに人にも応用するのはどうでしょう。攻撃したり捕まえたりするのはもっと先の話でいいとして、ひとまず深夜にコンビニでたむろする不良の少年少女たちを説諭、補導するロボットとか、酔っ払って道端で寝ている人を起こして自宅等に電話するロボットなどどうでしょう。攻撃力を持たせる必要がないぶん、害獣駆除ロボットよりもハードルは低いかもしれません。いや、補導ロボットはある程度腕っぷしが強くないとダメかw

(引用:佐賀大学農学部、佐賀県農林水産部、オプティム、殺虫機能搭載ドローンを活用し、夜間での無農薬害虫駆除を目指した実証実験に世界で初めて成功

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