こやつは上様ではない

その金さんとやらを呼んできてもらおうじゃねえか

セミを取るなら夏の終わり!バッタやトンボなども登場し、一日中楽しめる

   

もう9月に入ってしまったんですが、まだ夏のように暑い日が続くので、昆虫採集にオススメの虫を紹介しましょう。ずばり、セミです。というか、セミに限らず、子供が虫取りをするのに、一番捕まえやすくて、一番飽きないのが、8月下旬から秋にかけてなのです。

初夏、真夏のセミは手強い

セミが元気なのは初夏や真夏ですが、それゆえに、捕まえるのが難しいです。この時期のセミは、とにかく反応が早く、こちらが捕まえるべく網を動かした瞬間に飛び去ってしまいます。子供はもちろん、大人であっても簡単には捕まえられません。

僕は剣道の有段者で、網の振りもかなり鋭いと自負しております。が、セミはそんな僕の慢心を見透かしているかのように、戦う前にその場から消え去ってしまいます。なので、セミがどちらに頭を向けているか、地面からの高さはどれぐらいか、様々な要素を計算に入れながら、集中力を切らすこと無く間合いを詰め、風を極力起こさずに最短距離で網を打ち付ける、といったハイレベルなテクニックを駆使しないと、狙って捕まえるのは難しいでしょう。この時期のセミは、達人レベルの身のこなしです。

こんなキレッキレのセミを捕まえるのは、小さな子供には無理です。全然捕まえられないので、面白くなくなってすぐにやめてしまうでしょう。しかも親としてかたきを討つのも難しいため、1匹も捕まえられず、残念な1日になってしまう可能性が高いです。この時期は、素直にプールなどに遊びに行った方が有意義だと思います。

夏も終わりに近づくと、セミは弱る

しかし、強敵だったセミも夏の終わりが近づくにつれて、次第に弱ってきます。セミの成虫は1週間程度で死ぬはずなので、どうして時期によってセミが弱るのかは分かりませんが、とにかく8月の下旬以降は、セミを簡単に捕まえられるようになります。手がとどくなら、素手で捕まえることもできます。小さな子供が、素手でセミを捕まえた時の嬉しそうな顔を見たことがあるでしょうか。セミを捕まえさせるなら、夏の終わりが一番です。

道路に落ちていたりもしますね。死んでるのかなと思って手を伸ばすと、慌てて飛び立っていったり。この時期のセミは噛ませ犬ですね。

バッタやトンボなど、他の虫も増えてくる

またこの時期は、セミが弱るだけでなく、バッタやトンボなど他の虫もよく見かけるようになります。バッタもトンボもセミとは動きもいる場所も異なるので、別の動きを要求されます。言ってみれば、カーリングとクレー射撃ぐらい違うスポーツです。

セミ取りに飽きたらバッタを取って楽しむ。という感じで、なので、虫取りするなら、夏の終わりから、秋にかけてが一番楽しいです。

レベルの高い虫取りを試したいなら最盛期に挑むべし。虫取りは大人でも燃える。

ただ、虫取りを本気で楽しみたい、という人にとっては、この時期にセミを捕まえても、あんまり面白く無いんですね。簡単過ぎて、すぐ飽きてしまう。

虫取りは、人と虫との真剣勝負なので、本来大人がやっても楽しいんですよ。スマホでポケモン捕まえるのも、リアルで虫を捕まえるのも、それで得られる興奮や感動は基本的には同じものです。7月の、達人級のセミを捕まえるために、網さばきを工夫したり、捕まえやすくなる道具を作ったり、と本気でやってみたら、絶対に楽しいし、終わった後のお酒は間違いなく美味しいと思います。

今回は、子供向けに弱ったセミを取ることをオススメしてみましたが、大人のみなさんも、ぜひ虫取りを楽しんでみて下さい。いい年したオッサンが、1杯のビールを賭けて、虫取り合戦をするなんて週末も、たまにはいいんじゃないでしょうか。

これからの時期だと、やはりバッタ類でしょう。バッタは比較的簡単に捕まえることができるので、捕まえた数を競うなどすると、大人でも結構燃えると思います。レア度に応じて、ポイントに差をつけるのもアリです。捕まえた虫は持ち帰る必要はありません。持ち帰っても家庭内(主に妻との)不和の原因になるだけです。

子供のための虫取りを薦めるエントリーだったはずが、最後は大人に虫取りを薦めちゃってますね。というわけで、セミは8月下旬で決まり!

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