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VRゴーグルを100均自作したものの……結局完成品買いました

      2017/04/19

気にはなっていたものの、なかなか作る気にならなかったVRゴーグル。
グーグルが提供する仕様書(PDF)に従って、テンプレートをダンボールに貼り付けて、切って、組み立てるだけ(レンズは100均で調達)ってことで、簡単だろうと思ったんですが……自分が工作苦手なこと忘れてました。

そういや僕、水彩画を描かせると、青空も草むらも何故かねずみ色っぽくなるタイプの小学生でしたわ……色々雑なんですよ。

とはいえ、なんとか完成までこぎつけました。恥を忍んで公開させていただきます。

これはひどいですね……テープの浮きっぷりから、もうどうにでもなれ、という僕の心境が伝わってきます。これでも途中までは頑張ったんですが……。

見てくれは悪くてもちゃんと飛び出して見えれば良かったんですが、全然ダメ。結局ピントを合わせられませんでした。

どこが難しいのか、等々紹介していきましょう。自作する際の参考になれば幸いです。

ツメの部分を切るのが難しい

作り方は、言葉で説明するととても簡単なんですよ。

まず型紙をプリントアウトして、ダンボールに貼り付けて、カッターやハサミで切っていきます。

で、別に用意したレンズなども組み込みながら、それらを組み立てていく。すごく簡単に感じますよね?

まずパーツを切り出す作業ですが、下のようなツメの部分が難しいんですよ。

角の部分って、カッターでもハサミでも切りづらいんですよね。1枚のペラ紙なら簡単なんですが、厚みがあるので表側が切れていても裏側は切れていなかったりして、これがストレスなんですよ。裏側にはテンプレ貼ってないから、どこにカッター入れればいいか分からないし……。

うまく切れても、ダンボールって中に空洞があるじゃないですか。ツメみたいなチョロっとした部分はすぐ折れ曲がったりして、ツメとして使い物にならなくなったりするんですよね。

まあテンプレートよりも長めに取るなり、セロテープ等で補強するなりすれば問題ないんでしょうが、それをいい感じに実現するほど、僕の手先も心根も器用ではありませんでした。

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レンズのピントを合わせるのが面倒

肝心の部分、レンズのピントがなかなか合わないんですよねー。

ちなみに、レンズはキャンドゥのデスクルーペというものを買ってきました。ダイソーのミニルーペがよく紹介されますが、キャンドゥのデスクルーペもモノはほぼ一緒で、1パッケージで2つレンズが採取できます。

工具不要、素手で分解して取り出すことができました。どこも壊していないので、また元に戻すことも可能です。

ダイソーのミニルーペは、レンズが接着剤で固定されているものもあるらしいですね。キャンドゥのデスクルーペにも接着剤バージョンがあるのかどうかは分かりませんが、ひょっとしたらダイソーのミニルーペよりもキャンドゥのデスクルーペを買った方が、一手間省略できるかもしれません。

で、これを中に組み込んでVRゴーグルを作るわけですが、そのまま作ってもピントが合わないんですよねー。立体に見えるけど、ぼやける、みたいな感じで。

両目の間隔とか人によって違うし、万人にそのまま使えるというわけではないんですね。ちょっと雑に切るとか組み立てるとかするだけでもズレるわけで。

上手い人が丁寧に作ればもう少しマシに見えるんでしょうが、僕のような不器用マンではダメでした。

ピントが合わない時は、前後左右にレンズをスライドさせてピントが合うような位置を探るわけですが、一度ダンボールをカットしてしまうと、左右のレンズの間隔は変えられなくなります。レンズを前後にスライドさせるにしても、ツメを挿し込む穴を先にあけてしまうと、動かせなくなる。

というわけで、自分が装着した時に焦点の合う場所を探った後で、レンズの位置やツメ穴をあける場所を決めなければならない……もう面倒で面倒で。

このピント調節の融通のきかなさが、ダンボール自作VRゴーグルの弱点だと思います。

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抜群の断熱効果でスマホがアッチッチ

間抜けな見出しで恐縮ですが、ダンボールの断熱効果が抜群なのは事実です。さらに悪いことに、VRアプリって、処理が結構重たいのか、スマホがすぐに温まるんですよ。だから不安になるぐらい熱くなるんですね。

この辺の解決方法としてパッと思いつくのは、熱を少しでも逃がせるように、背面部分を可能な限り切り落とすか、熱伝導率の高い素材で置き換える、という感じですかね。

ただ、改良を加えるごとにコストと手間が増えて、結局最初から既製品を買った方が良かったのでは、と後悔することになるんですよね。

上手に作れるなら、そんなことは無いんでしょうが。

支える手が疲れる

グーグルが自作用に用意したテンプレートは、あくまで本体だけ。そのままだと、見ている間ずっと手で支え続けなければなりません。

これに関しては、100均でゴムのバンド的なものを買ってきて通してやれば解決します。+108円なので、コスト的にも許せる範囲ですかね。

ただ、手で微調整してなんとかピントを合わせている、という人は、バンドで頭に固定するように改造しても同じようにピントが合うか、というと、また微調整が必要になってくると思います。

こういう作業がいちいち面倒臭いわけですよ。

出来合いのものを買った方がいい

とまあ、工作ベタの自分が作り、使いこなすには、ちょいと難しかったVRゴーグル。実は買っても大した値段じゃないんですよ。Amazonだと安いものだと1000円台、外から音量調節できたりするような高性能のものでも3000円程度で買えてしまうんですね。

売れ筋はこちらのようです。ちなみに僕はこれを注文して、届くのを待っている状態。使ってみたらまたレビューしたいと思います。

上海問屋が500円のワンコイン3Dゴーグルをリリースしてきました。値段相応なんでしょうが、(僕みたいな不器用なのが)紙で自作したポンコツよりははるかに高性能ですからね。

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ちょっと高くつきますが、ヘッドフォン付きのものもあります。

ダンボールの切り出しからレンズその他諸々の調整を含め何時間もかけて、ダンボール製の脆く不便なVRゴーグルを手に入れるのがいいのか、少々のお金を払って、もっと頑丈で性能の高いものを手に入れるのがいいか。

工作がド下手な僕には一択でしたね。

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