こやつは上様ではない

その金さんとやらを呼んできてもらおうじゃねえか

藤沢の「いすゞプラザ」は大人も子供も楽しめるミュージアムだった

   

神奈川県藤沢市には、いすゞのでっかい工場があって、雇用その他経済全般において要となっているんですが、この春、工場のすぐそばにいすゞのミュージアム「いすゞプラザ」がオープンしたんですよ。誰でも入れる企業博物館で、入館料は無料。PRの一環なんでしょうね。

乗り物の何が魅力的って、人それぞれ、車それぞれだとは思いますが、いすゞといえば大型車!

圧倒的なパワーと威圧感、業務用ならではの合理的で無駄が削ぎ落とされたデザイン、これに尽きます。

土、祝日なら予約不要!物販は券売機でスムーズ

開館日は平日、土、祝日ですが、平日は完全予約制。行くなら土、祝日ですね。

入館してすぐに受け付けを済ませます。手続きは簡単で、グループの代表者が、お住まい(藤沢市内or市外)とか、名前(名字だけでもOK)、人数を書くだけ。人数分のいすゞプラザのステッカーを渡されるので、目立つ場所に貼り付けて見学スタートです。

受付コーナーのすぐ横には物販コーナーがあります。

購入は券売機。これならお釣りの間違いも万引きもないし、人手もそれほどいらないのでプラザにとってもお客さんにとっても便利ですね。

取扱のグッズは、マグカップやキーホルダー、シャツといった定番のものや、枡や手ぬぐいといった渋好みのものと、なかなかバリエーションがあります。ミニカーももちろんあります。

これは、スマホのアプリで動かせるミニチュアのサンプルカー。小さな子は欲しがるでしょうね。大人だって、操作してみたくなるもん……

ちなみに、グッズの購入は見学後でもできます。展示ゾーンの出口がちょうどグッズ売り場のところなので。見学で購買意欲をたっぷりと増幅させてから品定め、がオススメですかね。

巨大ジオラマを走るいすゞのバス、トラック

見学コース、入ってすぐにこのジオラマ。

道路には、いすゞのバスやトラックが走っています。火災が発生するなどのイベントがあり、消火活動に登場するのはもちろんいすゞ製の消防車。線路も無いのに、車をどうやって制御してるんですかね。

歴代のいすゞ車両だけでなく、特殊車両も展示

ジオラマゾーンを抜けると、展示ゾーンその1、大型バスやトラック、特殊車両として自衛隊のトラックが展示されています。

ピントが合ってなくて最高に恥ずかしいんですが、自衛隊のトラックです。横須賀に住んでいた頃はよくすれ違いました。

運転席や、荷台部分にも入ることができます。もちろん、特殊車両だけでなく、バスやトラックも、です。

その他、南極基地で活躍するトラックの写真など。このペンギンの強力な説得力よ。

展示車の前には電子パネルが設置されていて、仕様が紹介されています。

この展示コーナーには、案内係の女性が数人配置されています。向こうから積極的に案内する感じではないですが、話しかければ色々と応対してくれるようです。

年配の方が、この車に仕事で乗っていたんだ、みたいな話を感慨深げに話していたのが印象的でした。大人が結構興奮気味に見入っていましたね。

小さな子向けのパネルもあります。

神々しいエンジンの数々

そしてエンジンの展示。これが展示されてる中で一番デカいヤツでした。

技術の粋を集めた精緻な構造と、生み出される圧倒的なパワー。知性と力が同居するその佇まいは、まさに”神”そのもので、ギリシア彫刻と対峙した時のような畏敬の念を感じます。コイツを神輿にしてお祭りがしたい。めちゃくちゃ重くて持ち上がらなそうだけど。

余談ですが、いすゞでは毎年夏祭りが開かれていて、地域住民との親和が図られています。花火を打ち上げたり、有名人を呼んだりと、結構豪勢です。大規模な工場は、近隣にもそれなりに負担をかけてしまうので、そういった形で友好的な関係を築くわけですね。

話をいすゞプラザに戻します。はたらくくるまのミニチュア。
特定の作業に特化した車のデザインって、どうしてこんなにも心を動かされるのでしょう。まるで生き物のようです。

1階にはこの他、世界各地の気候風土に合わせた車両などの展示があります。

2階は工場、旧車両の展示。体験ゲーム等も充実で子供も大満足

バスやトラック、エンジンの展示だけではさすがに子供も飽きてしまいます。でも、いすゞプラザはその辺のところもよく考えられていて、2階には体験ゲーム等が充実しています。

1階が現代で活躍するいすゞの車やテクノロジーを紹介するゾーンだとすれば、2階はいすゞの車づくりや、これまでの歩みを紹介するゾーンになっています。

こんな感じで工場での取り組みが紹介されているんですが、途中途中に”工場の組立作業等をモチーフにしたゲーム”がいくつか用意されています。

例えばこれは、車のダッシュボードを組み立てる作業をパズルゲーム風にしたもの。

制限時間内に、決められた穴に、ボタンを差し込んで、ダッシュボードを完成させます。意外と難しいんですよこれがw 働くのって楽じゃないですね。

こうした体験ゲームの中でも一番豪華なのはドライブシミュレーターですかね。3台くらいあります。

体験中のよその親子にカメラを向けるのはさすがに無理なのでドライブシミュレーターの写真は撮れませんでしたが、運転しているKIDSたちは、ゲーセンのゲームみたいだと楽しんでいました。

ドライブシミュレーターで遊べる場所ってこの辺では他に無いので、この辺に住んでいる子連れの家族なんかは、結構リピートするんじゃないですかね。

この他、いすゞの旧車両が、年表に沿って展示されています。こちらは写真はあえて割愛させていただきました。実際に訪れて、いすゞの歴史に触れてみてください。

2階には展望デッキも。何が見えるのかというと……


いすゞの工場が見えます。正直どういう感想が正解なのか分かりませんw

併設されたカフェはリーズナブル。湘南グルメも。

見学後、まあ見学前でもいいんですが、いすゞプラザにはカフェが併設されていて、ソフトドリンクはもちろん、パンやクッキーの他、アルコールまで幅広く取り扱っています。ランチメニューもあり。


ランチメニューは、湘南の海の幸ということでサバを使ったSHONAN SABA Bowl、名物しらす丼など。ちなみに、藤沢でも江ノ島とは真逆の北の果てにあるので、海からは結構距離がありますw 湘南台から海は見えないのです。

3品目の漆黒の牛すじカレーって名前がすごいですが、この黒さは、やはりいすゞプラザがある湘南台在住のビッグ錠先生が描いた問題のカレー「ブラックカレー」へのオマージュでしょうか。(多分違うと思う)

ドリンクが120円と、結構リーズナブルなんですよ。ランチも780円。

これは願望ですが、いすゞの工場の社食メニューとか気になるので、期間限定でいいので加えてもらえないですかね。

休館日、アクセスなど

というわけで、いすゞプラザは大人も子供も楽しめる、絶好のおでかけスポットです。もちろん家族連れだけでなく、大人が興味本位で訪れても満足できる博物館だと思います。

実際、ツーリングで訪れているグループも結構見かけました。江ノ島などの藤沢の主要観光スポットからは若干離れてはいますが。カフェ込みで、2、3時間は潰せるんじゃないかと思います。

まあ、藤沢は見どころはそこそこある方だと思うので、ついでにこのいすゞプラザも訪れてみてはいかがでしょうか。

平日は予約制(いすゞプラザのサイトで予約できます)
土曜日と祝日は予約不要で見学可能。
休館日は日曜日の他、ゴールデンウィーク、お盆とその前後、年末年始。年間カレンダーが、いすゞプラザのサイトに掲載されているので、事前に確認を。


駐車場ですが、舗装された本来の駐車場の収容台数はそれほど多くないものの、敷地のすぐそばに臨時?駐車場っぽいのがあって、みなさん待たずに入れているようでした。自転車やバイクは建物裏側に駐輪場があります。サイクルスタンドは見当たらなかったのでローディはご注意を。

公共交通機関を利用する場合、最寄りの駅は湘南台。横浜市営地下鉄、相鉄、小田急の3線が乗り入れています。湘南台からは無料送迎バス(いすゞのGALA(ガーラ))が出ています。(それほど遠くないので、歩くこともできます)

GALAと言えば、ちょうどこの日、東名高速で発生した、反対車線から飛んできた車とバスの衝突事故(リンク先:NHK)で、バス側に1人の死者も出なかったことで一躍話題となりましたね。正確には、日野セレガ(GALAは日野セレガのOEM車両、だそうです)だそうですが。このバスにタダで乗れますよ。

ちなみに湘南台駅では、慶応SFC方面行きの連結バスなど、ちょっとめずらしいバスも見られます。バスマニアは道中も興奮できるのではないかと思います。

なお、いすゞプラザは湘南台駅西口側ですが、送迎バスは東口ロータリーからの出発です。1時間に2本。20分と50分出発となっています(2017年6月時点の情報です)

最新の情報はこちらからご確認ください。

いすゞプラザ

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