飼育するならコクワガタ!

先日、カブトムシの飼育がいかに苦行かについてのエントリーをアップしました。

逆にオススメの昆虫も紹介したいと思います。ずばりコクワガタです。その理由を挙げていきましょう。
1.静か
夜通し暴れまくるのはカブトムシですが、コクワガタはめちゃくちゃ静かです。たまに動いた時も、ゴソゴソって感じで慎ましくてかわいい。癒されるし、愛おしくなって世話してやろうか、という気持ちになります。
2.臭わない
クサい汁を飛ばしまくるカブトムシに対して、コクワガタは無臭です。どこに置いても、異臭で家族の顔が歪むことはありません。加えて、後述しますが、殺し合わないので、死んで腐臭を放つのは寿命で死んだ時だけです。
3.小食
コクワガタは小食です。心配になるほどゼリーが長持ちします。100均のゼリー1袋で、寿命が尽きるまで持つんじゃないでしょうか。週に1度くらい、霧吹きで湿らせてやれば、あとは基本的には放置しても問題ありません。
4.穏やか
ワガママで好戦的なカブトムシは四六時中取っ組み合いのケンカをしていますが、コクワガタはケンカしない(多分)ので、1つの飼育ケースに複数匹飼うことができます。
同じクワガタでも、ノコギリクワガタなんかは好戦的なので、2匹以上いれておくと、無残な姿に変わり果てていることがよくあります。死んだクワガタは次第に腐臭を放つようになるので、発見が遅れると嫌なニオイが家に充満することになります。
コクワガタは寿命で逝くまでそういったことはないので、基本放っておけます。
5.コバエガードも突き破らない
汁も飛ばさず、パワーもないコクワガタは飼育ケースと蓋の間にコピー用紙を挟んでおけば、コバエが発生しても完全にシャットアウトできます。逃げもしません。ただ、小さいので、単に飼育ケースの蓋に隙間があったりすると、そこから逃げる可能性はあります。
コピー用紙を挟んでおけば全て防げるので、あまり気にしなくてもいいと思いますが。
6.脅威の生命力
環境さえ整えてやれば、ほっといても冬を越して増えてくれます。先日もいつのまにか1匹増えてました。

しばらく世話を忘れてても生き続けます。捕まえた時に何歳かにもよりますが、2、3年は普通に生きますね。長生きすればおのずと愛着もわくというものです。
図らずもカブトムシを飼ってしまい、卵が生まれたり、幼虫になってしまった場合は、こちらを御覧ください。
