むしろ巻き込まれたい!旅行・帰省前に備えれば渋滞は至福の時間になる

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7月~8月の夏休み期間中は、どこに行くにも渋滞に巻き込まれますね。もうウンザリ、という人もいるでしょうが、ウチの家族はそれほど渋滞を嫌ってはいません。その理由はズバリ、運転する僕を含めて、車の中での過ごし方を各自が確立しているからです。

渋滞は絶対に避けるべきか?

多くの人が、渋滞を避けられればそれに越したことはない、と考えていると思います。

ですが、僕は、何が何でも渋滞を避けなくてもいいじゃないか、と思っています。渋滞も、見方によってはいい面もあるんじゃないかと。

渋滞を避けて、かえってストレスが溜まることも

僕の運転が下手くそなせいもあるんでしょうが、渋滞を避けるためにアクロバティックなルートを指示されたり、異様に細い道を走らされたりするの、イヤなんですよね。時間をずらして早朝とか夜間に移動すると、周りの車が結構飛ばしてて危ないし。

なので、渋滞を避けるためにそんな面倒なことをするぐらいなら別にノロノロ運転でいいからダラダラ行こうや、という気持ちになるわけです。うちの家族はみんな、どちらかというとインドア派なので、車の中でも没頭できるものがあれば何時間でも過ごせます。まあエコノミークラス症候群とか怖いので、休憩はこまめに取りますが。

渋滞を受け入れ、楽しむ

経験上、イライラは迷いから生まれることが多いです。最初から覚悟を決めて、渋滞上等で普段通りのルートを突き進んでいく方が、ストレスを感じず、結果的に”いいドライブ”になったりするものです。

渋滞の最後尾は追突されるリスクがありますが、中に入ってしまえばスピードが出ていない分、命に関わるような事故に遭う可能性かえって低いですからね。

そして、渋滞をあえて突き進むのであれば、それなりの備えはしていくべきです。

鵠沼海岸

(子供たち向け)普段時間制限している遊びを長時間解放する

我が家は、子供たちは3DS、妻は睡眠、僕はラジオで高校野球中継(やってない時は好きな音楽)を聴いてれば何時間でも耐えられる(というか集中できて普段よりむしろ楽しめる)のですが、これじゃ参考にならないですよね。ゲームをあまり長時間やらせたくないという家庭もあるだろうし。ですが、この日だけは特別、と割り切れるのであれば、ゲームでたっぷり遊べる日、と位置づけるのも悪くないとは思います。普段は1時間しかできないゲームが、渋滞中はなんと5時間も!とか言われたら、子供からしてみたら、もっと渋滞の中を進んでくれよ、と思うこと間違いなしです。

映画やアニメを観て過ごす

だいぶ普及してきた感がありますが、まだでしたら定額の動画配信サービスは契約しておいた方が絶対いいです。動画は、本やマンガのように自らの意思で読み進めていく必要は無く、受け身でどんどん話が進んでいきます。これがいいんですね。ハマるコンテンツをうまく見つけると、1、2時間ぐらいあっという間に過ぎていきます。つまらなくて眠くなるようなら、別のを探してもいいし、そのまま寝てしまってもいいでしょう。

定額動画配信サービスは、あらかじめ自宅のWi-Fi環境でダウンロードしておけば、スマホの通信量を浪費することはありません。初回であれば無料期間も設定されているので、お試し期間を、渋滞を乗り切るためにピンポイントで使うのも1つの手です。

各サービスの詳細を、以下のリンクで確認してみてはいかがでしょうか。

amazonプライム dTV dアニメストア

特に、amazonプライムは、動画だけでなく、音楽聴き放題サービスも兼ねているところがすごいですね。他の会員が作成したプレイリストなども利用できるので、ぜひフル活用したいところです。

あとamazonプライムは、無料期間終了後に自動で有料プランに移行しないように予め設定することができる点も安心ですね。

ちなみにウチでは、タブレットに娘が好きそうなアニメをダウンロードしておき、ゲームに飽きた時に備えています。

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タブレットやスマホのホルダーが便利

タブレットやスマホを手持ちすると持っている人しか観られないので、ホルダーを活用しましょう。3列目の人も観られるように、左右の座席で固定して、画面がちょうど真ん中に来るようなホルダーがオススメです。家のテレビで見るのと違って、車の座席で見る映画やアニメは、劇場で観ている感じがして集中できるような気がします。

by カエレバ

ただ、これつけてる時は、運転席や助手席の角度を変えるとホルダーごと落下するので気をつけてください。

山

快適に過ごすコツは、不測の事態への備え

次に快適に過ごすコツです。快適に過ごすには、まず不安を取り除くことです。この先何が起ころうとも、私たちはそれに対処することができる、という心と物の備えがあればこそ、長時間の渋滞に耐えることができるわけです。

尿意を制するものは渋滞を制する

渋滞中の不安といえば、なんといってもトイレですね。小見出しの通り、尿意を制するものは渋滞を制する、と言っても過言ではないでしょう。一番いい対処法は、こまめな休憩です。後に携帯トイレなども紹介しますが、これは保険のようなものです。車の中でするのはやっぱり抵抗があるし、できれば使わずに済ませたい、というのが本音ではないでしょうか?

とはいえ、備えをしていないと、最悪お漏らしを余儀なくされるので、準備はしておきましょう。災害時にも役立つので、家に用意していない人は、これを機に備えておいた方がいいです。決して無駄にはなりません。

by カエレバ

小さな子供は携帯トイレを抵抗無く使えると思います。でも一番抵抗があるのは、思春期の娘さんや、お母さんなんじゃないでしょうか。いくら家族とはいえ、女性は自分以外の目がある場所で用を足すのは抵抗ありますよね。災害時なら、物陰に隠れて済ませることができますが、車中じゃシートベルトも締めてるし、隠れてするのは無理です。バスタオルで覆っても、恥ずかしいものは恥ずかしいですからね。

なので、車に乗る段階で、携帯トイレを使いやすいような席割りにしておきましょう

ちなみに、我が家はホンダのフリード(3列7人乗りのミニバン)なので、妻は3列目に乗ってます。ここなら、真ん中の列に座る子供たち2人の様子も見られるし、携帯トイレも家族の目を気にせず使えるというわけです(まだ使ったことは無いですが)

で、3列目の座席は、左右とも折りたたんで荷物スペースにすることができるので、左に座り、右だけ畳んで空いたスペースに荷物やクーラーボックスを置いています。クーラーボックスは開閉できるようにしておく。すると、何か食べたくなったりしたら、すぐに取り出せるわけです。

年頃の娘さんがいる場合は悩ましいですが、おそらくどれだけ配慮したところで、車内で携帯トイレを使うことは無いでしょうね。休憩を多めにとって、頑張りをサポートしてあげましょう。

うんちも我慢です。携帯トイレの中には大便も可能なタイプがありますが、車内で大便というのは、相当な精神的抵抗があると思います。なのでこれも、こまめな休憩でカバーした方がいいですね。実際、車の中で携帯トイレに大便できる人ってどれぐらいいるんでしょうか。安全面を考えても、走行中は無理ですよね。

一刻も早く渋滞を抜けて高速を降りれば……と賭けに出たい気持ちは分かりますが、無理をせずに、多少時間がかかっても休憩できるチャンスでは、なるべく休憩すべきです。次のSAやPAにたどり着くまでに、事故などが起こらないという保証はありません。”安心第一”が結果的に一番ストレスがたまらずに済むんじゃないかと思います。

余談ですが、携帯トイレは、災害時に躊躇無く使えるように、一度利用しておくことをオススメします。説明書だけでは使い方がよく分からなかったり、慣れていないと服を汚す危険があったりするので。

富士急

何を飲み、何を食べて時間を過ごすか

排泄の不安の次は、空腹や喉の渇きに備えましょう。

尿意を恐れて水分補給をためらうと、体調を崩してしまいかねません。とはいえ、過剰に摂取すると、次の休憩まで尿意を我慢できずに、携帯トイレを使うことになります。一度にゴクゴクと飲まずに、喉を濡らす程度の水分補給を、こまめに行いましょう。

ジュースでもいいんですが、甘い飲み物は、飲み続けないと喉がかえって乾きますね。あまりオススメしません。利尿作用があるお茶も避けたいので、やはりがいいんじゃないか、ということになります。

食べる物も、脂っこいものを食べ過ぎるとお腹を壊して、車内での大便というビッグイベントが発生しかねないので、ガムや飴のような、水分も脂肪分も含まないものがいいです。

あと、喉が乾いて水が欲しくなる”しょっぱいもの”も避けたいところです。

食事ですが、できれば休憩時に車外で取った方がいいです。リラックスできるし、こぼして椅子などを汚さずに済みます。何より、せっかく旅行なんだから、食べることも旅の目的の1つとしてとらえ、オイシイものが食べたいですからね。お腹が空いて我慢できない、という時のために、軽食を用意しておくのはいいですが、渋滞を早く抜け出したい一心で、なんでも車の中で済ませてしまうのは、ちょっともったいないと思います。

先が読めない不安を取り除く

渋滞中のストレス要因の1つに、いつまでこの調子なのか、という先が読めない不安があると思います。なので、到着時間から逆算して、あと何時間ぐらい、ということを、定期的にみんなに、声に出して伝えましょう。何の独創性もない、地味な対策ではありますが、こういう細かい対策が、(特に子供の)ストレスを軽減してくれます。

一番大事なのは、ドライバーの心のゆとり

と、ここまで、渋滞への備えを紹介してきました。でも一番大事なのは、ドライバーの心のゆとりですね。落ち着いて運転していれば、いつかは必ず着くんです。しかも、別にマラソンしているわけではなくて座っているだけですからね。体が苦しいわけじゃない。姿勢だって映画を観たり、好きな音楽を聴いている時とほとんど同じです。もちろん安全には気を配らなければなりませんが、実はそれほど我慢できないような状況じゃないんですよ、渋滞って。

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