うちの子、下の娘は特になんですが、すごろく大好きなんですよ。3DSとかの方がずっと遊びやすくて、ゲーム性も高いと思うんですが、やっぱり人と向かい合ってやるゲームは、また別の楽しさがありますよね。
日が落ちるのも早く、他の季節に比べると家の中で遊ぶことの多い冬は、家族みんなで楽しめるボードゲーム、テーブルゲームなんてどうでしょう?実際にプレーして盛り上がったゲームを淡々と紹介していきます。
※順次追加していきます。
ブロックス
これは近所のスーパー銭湯に置いてあったのを、息子(小4)が興味を持って試しにやってみたら案外盛り上がったんですよね。
ルールはシンプルで、テトリスに出てくるような形のブロックを、自分が既に置いたブロックの角とだけ接するように置いていきます。完全に離れていたり、辺同士が接する場所には置けません。全員が置けなくなったら終了。その時点で、置くことができたブロックのマスの数が多い人から順に勝ちとなります。
とにかくゲームをする上で覚えることが少ないので、かなり小さなお子さんでも参加できます。まあ先の展開を考えて置けるようになるにはそれなりのお兄さんお姉さんにならないとなかなか難しいでしょうが、小さな子でも何度かプレーするうちになかなか戦略的に置くようになりますね。
先を考えて置いても、考えずに置ける場所を探して置いていっても、そこそこいい勝負になる点がいいですね。テンポ良く進んでいくし、ワンプレーも短いので、子供も飽きずに最後までできます。
最後のマスの集計も、工夫させてやれば、足し算やかけ算の勉強になります。まあ、別に”勉強になる要素”は要らないんですけどね。
4色なので4人プレーが基本ですが、2人でも3人でもできるので、4人家族以外のご家庭でもちゃんとプレーできます。
マテル 2014-04-26
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どうぶつサッカー
こども版の簡易将棋「どうぶつしょうぎ」をサッカーにアレンジした感じのゲームです。
それぞれ役割の違う動物を動かしてボールを相手のゴールに入れたら勝ち。未就学児童でも理解できるルールですが、当然勝つには駆け引きがいるので、中高学年や大人でも、先を読む力が拮抗していれば充分楽しめます。
ただ、すでに色々攻略されており、先手必勝らしいです。それを防ぐために有志がすでに追加のルールを考えてるので、子供が先手必勝に気づいたら、別のルールを加えてやりましょう。公式ルールの不備をユーザーが改良していけるというのは、アナログなゲームゆえの利点ですよね。
やっぱり将棋よりもサッカーの方が興味を持ちやすいですね。ゴールした時に、本物のサッカーばりにテンション上げて「ゴール!!」とか叫ぶだけで、子供は盛り上がります。ノリと勢いで、ゲームを何倍も盛り上げることができるので、ぜひ全身を使って遊んで下さい。
幻冬舎エデュケーション 2014-11-29
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幻の「戦国すごろく」を求めて
と、ボードゲームをいくつかご紹介させていただいたんですが、僕にとってのナンバー1は、子供の頃にやった「戦国すごろく」というヤツなんですよね。
もう30年近く前ですかねえ……祖父の家に正月に遊びに行った時にやったヤツで、単なるすごろくなんですよ。
サイコロ振って、マスを移動して、止まった先の指示に従うだけ。
指示っていっても、「落馬して1回休み」「暗殺されて始めに戻る」みたいな、進むか、戻るか、休むか、の本当にシンプルなヤツです。
「勝鬨をあげろ」とか「敦盛を舞え」みたいな無茶振りも無いです(『てれびくん』などの幼児向け雑誌の付録についている仮面ライダーすごろくは、変身ポーズさせられたりするので、大人には色々と地獄でした)
ただ、デザインが秀逸だったんですよ。大和絵の絵巻物っぽいデザインで、和紙っぽいざらついた紙で。祖父からもらったんですが、すでにファミコンなどの家庭用ゲーム機が存在していた頃に、そんなものをどこで手に入れたんだって感じで、逆にミステリアスでワクワクしたことを覚えています。
〇〇家に戦国時代から伝わる~、とかまことしやかに説明されたら、おそらく当時小学生の僕なら信じたでしょうね。純粋でしたから。
もう一度見てみたいと思ってたまに検索とかするんですが、いまだに見つけられないでいます。もしご存知の方がいらっしゃったら、是非教えて下さい。