スーパーカップの高級版がまた登場
明治「エッセルスーパーカップ」、単にスーパーカップと呼ばれることの多いこのアイス。
まあぶっちゃけて言えばたくさん食べたい人御用達のコスパ系アイスなんですが、贅沢路線として「エッセルスーパーカップスイーツ」というブランドが昨年登場。
その「苺ショートケーキ」がバカ売れしたんですね。
その第二弾として、本日発売されたのが「エッセルスーパーカップスイーツ ティラミス」。早速買ってきました。
明治エッセルスーパーカップSweet’s ティラミス 172ml
CMに出演しているのが乃木坂46っていうあたりも、スーパーカップらしいな、という感じがして好感が持てます。
上にかかってる粉みたいなヤツが豪快
ホンモノのスイーツに疎いので、ティラミスがどんなものかをよく分かっていないんですが、ざっくりとしたイメージだと「上にチョコレートの粉がかかっているケーキ的なもの」でしょうか(自信が無い)
ドバッって感じでかけられているのは、ココアの粉末ですね。完全に粉末になっているものと、小砂利のような大きさのものと2種類がミックスされています。コクがありつつもさわやかな苦みが、アイスの甘さを引き立てます。
気づきにくいけど4層構造
ココアパウダーの下がアイスなんですが、バニラアイスかと高をくくっていたら、クリームチーズ風味のアイス。さらにその下にエスプレッソソースが敷かれていて、その下にまたクリームチーズ風味、かと思ったらマスカルポーネチーズ風味のアイス。4層なんですね。プレスリリースを見ていなかったら多分気づかなかったと思います。言われてみれば確かに違う。色も味も、若干下のマスカルポーネ風味アイスの方が濃い目なんですが……分かりますかね?
アイスの味は、上のココアパウダーの苦味とコクに負けないぐらい強め。エスプレッソソースはまとわりつくような甘さと苦さで、途中の”ご褒美”の役割を十二分に果たしています。
どちらも強めの味なのでバランスは悪くないんですが、”濃い”ですね。僕のようなスーパーカップ好きは、割とはっきりした味を好む人が多いという偏見を持っているんですが、そのニーズをしっかり認識した上での「ターゲットの期待を裏切らない」味だと思います。さすがです。
ハーゲンダッツならもう食べ終わっているが……
この高級感ですから、半分くらい食べたところでかなり満ち足りた気持ちになれるんですが、カップを見るとまだ半分。ハーゲンダッツならもう食べ終わっていることでしょう。ここからがスーパーカップの本領発揮です。
4層構造で味が(いつものスーパーカップにくらべると)複雑なので、量が多くてもクドさは感じません。レギュラーのスーパーカップは終盤に飽きがくる人もいるようですが、これは最後まで飽きずに食べられると思います。
お値段はさすがにお高めだった
気になるお値段ですが、近所のヨークマートで198円(税抜)でした。税込みで200円超えは、新商品でディスカウントが渋い点を考慮しても、スーパーカップではお目にかかれない金額です。一瞬「ウッ」ってなりましたが、このアイスはレギュラーのスーパーカップと同じ土俵で語るべきではなく、ハーゲンダッツのようなリッチなカップアイスの階級で勝負する商品だから、と言い聞かせてレジに持っていきました。
結論としては、美味しいし満足感もあるので、コスパ重視で200円超えのアイスなんて普段買わない、という人にも是非一度食べて欲しいですね。「スーパーカップ」と「ティラミス」という2つの単語に期待するものをしっかりと提供してくれるアイスに仕上がっています。
そして、この高級感なのに、食べても食べてもまだなくならない、というアメージングを全身で感じてください。今年の冬は結構寒いらしいですが……
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