ただ観るだけでは時間がもったいないので、同時に運動することにした
昨年はラグビーW杯が予想以上に盛り上がり、あらためてスポーツ観戦の素晴らしさを実感した人も多いのではないでしょうか。
ラグビーなら前後半合わせて80分+AT、ハーフタイムも合わせればなんだかんだで2時間近くテレビなりモニターなりの前に拘束されますよね。
腰を据えて集中して見るのもいいんですが、なんだか体が余っているのがもったいないので、運動しながらみようと思って踏み台昇降運動用のステップ台を買ってきました。
近所のホームセンターで3000円くらいだったかな。
買ってきたヤツとは違うんですが、だいたいこんな感じのやつです。10cmと15cm、2段階に高さ調節できます。
ステップ台の他に、床に響かないようにマット的なものを別途用意した方がいいと思います。
ちなみに僕は、ダイソーのジョイントマットを2組買ってきて並べて敷いています。安いんですが、足踏みしてるうちにズレてきちゃうのがやや不満ですね。
一定のペースを保つため、メトロノームのアプリ等を使った
踏み台昇降運動でダイエットする時に必ずやって欲しいのが、脳内時計ではなく、正確にペースを守ること。
音でペースを保ちながらやらないと、いずれ遅れてくるし、しまいには足を止めてしまいます。
スポーツはともかく、ドラマや映画などを観ながらやる時は鬱陶しく感じるかもしれませんが、続けるコツでもあるのでメトロノームのアプリをインストールするなどして鳴らしながら運動しましょう。音であることが重要です。
試合時間が経過するごとに足が重くなってくる
これは実際にやってみるまで想像もしていなかったんですが、運動しながらスポーツ観戦すると、選手と同じように疲れてくるんですよ。
当たり前ですが、ハーフタイム前とか、試合終了間際になるとキツくなってくるわけです。
そういう状態で試合を見ると、例えば足が止まっている選手とか、スクラムで踏ん張りがきかない選手などの気持ちが、頭だけじゃなくて体全体で実感できるんですね。
もちろん、選手の実際の疲労に比べたら大したことは無いんですが、普段のようにテレビの前で座って観戦する時とは違った感覚で、とても新鮮な体験でした。
選手の疲労をリアルタイムで体感し、より強くリスペクトするようになった
同時に強く実感したのは選手へのリスペクトです。
80分走り回るのが辛いのはもちろん分かっているんですが、頭で理解してるのと、一緒に体を動かしてきた上で全身で感じるのとでは雲泥の差です。
後半終盤、スコットランドやアイルランドの猛攻を凌ぐために残りの力を振り絞って食らいついていく選手を、こちらもヘトヘトの足を持ち上げながら応援するわけです。
その凄さが、ただ寝転んで観てるだけの時よりも何倍も実感できる。試合をより深く理解できるのでは、と思います。
ファンの方々の中には、終盤、スタミナ切れからの不甲斐ないプレーに野次を飛ばしたくなるような人もいるでしょう。
踏み台昇降運動をしながら観戦すると、そんな気持ちは微塵も芽生えません。やっぱりアスリートはすごいや!と、謙虚な気持ちで応援できました。
ペースは自分の体力や筋力と相談してきめよう
というわけで、踏み台昇降運動+スポーツ観戦はめちゃめちゃオススメです。
僕は高さ15cmの踏み台+1分間120歩のペースでやるので、80分だと80*60*2=9600歩。ハーフタイムは選手と一緒に休憩しますが、AT込みで1試合で10000歩超え。
体重が70kgくらいなんですが、これだけやるとだいたい400~500kcalぐらい消費できるらしいです。結構すごくないですか?
結局、W杯終了後も、ラグビーのみならずサッカーや野球の中継を踏み台昇降運動しながら観戦したのですが、体重は減るわ、試合は深く理解できるわでいいことばかりです。
今はラグビーのトップリーグの中継などを、足踏みしながら観戦しています。
目だけでなく体全体で観戦するという体験、強まるスポーツ選手への尊敬の念、消費されるカロリー……メリットが多すぎるスポーツ観戦+踏み台昇降運動ダイエットを、みなさんも試してみてはいかがでしょうか。