【100均スマホレンズ】ダイソーで魚眼レンズ、キャンドゥで広角、マクロレンズを買ってきた

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ずっと気になっていた、100円ショップで扱っている、スマホに外付けするタイプのレンズを買ってきました。

ダイソーには魚眼レンズ、キャンドゥにはマクロレンズ&広角レンズのセットが、それぞれあります。

まずはダイソーの魚眼レンズからです。

そもそも魚眼レンズって何に使うの?

そもそもなんですが、僕、魚眼レンズがどう使うべきものなのかよく分かってないんですよ。

「被写体を球面で捉えて、平面に写し取る」という仕組みは分かるし、目の前の風景が円の中に収まった、あの独特の写り方も知ってはいるんですが、それをどう活かすのが正解なのか、と言われると、「なんとなくいい」とか「なんとなくおかしい」ぐらいしか言えないんですよね。

写真の勉強をしっかりされている方などは、魚眼レンズの良さをすっきりと説明できるんだと思うんですが……

で、メリットを調べてみたんですが、ものすごく大雑把に説明すると、まず写せる範囲が広くなるんですね。一般的に魚眼レンズが写せる範囲は180°と言われています(実際はそこまでは広く撮れなかったりするようですが……逆にもっと広い範囲を写せる魚眼レンズもあります)

他にも、真ん中に写るものが強調されるとか、演出面で色々メリットはあるみたいなんですが、それを口で説明するほど、写真に詳しくないので……こればかりは実際に魚眼レンズで撮った写真を見てもらった方がいいと思います。

とにかく色々撮りまくってみると、面白い写真が撮れると思います。

実際に撮ってみた

ということで実際に撮ってみました。まずは横。

まずはレンズ無し。普通に撮った場合ですね。

で、これが魚眼レンズあり。

普通のレンズでは収めることができなかった白い馬やブランコが写っています。左下にあるぼんやりとした白い丸は、スマホ側のレンズの汚れです。

縦で使うと、効果がより実感できるかも

今後は縦にして撮影してみます。まずはレンズ無し。

次に魚眼レンズを付けた状態だとこんな感じ。

木が丸ごと入ります。

”縦に長い何か”(都庁舎とか牛久大仏のような)を背景に撮りたいけど全部入らない、ってシチュエーションは誰しも経験済みだと思います。普通のレンズしか無い場合、後ろに下がって撮るか、地べたに張り付くようにして下から撮るしかないわけですが、魚眼レンズを使えばその場で撮れます。

背景を全部入れるために後ろに下がると、被写体も小さくなって迫力が無くなったり、何を撮りたいのかが良く分からなくなったりするんですが、魚眼レンズを使えば、被写体を近くに捉えたまま背景を丸ごと入れることができます。”どこで誰を撮ろうとしたのか”がはっきりした写真が撮れる、という感じですかね。まあ外側ほど歪んでしまうので、そういうのがなじまない背景もありますけどね。

歪みを抑えつつ、背景を広く捉えたい場合は、魚眼レンズではなく広角レンズを使うといいみたいです。

クリップではさんで取り付けるタイプなので機種を選ばない

ちなみに、どうやってスマホに取り付けるか、というと、クリップで挟むだけです。なので、クリップをはめて届く範囲にレンズがあるスマホなら、どの機種でも取付可能です。

背面のど真ん中にレンズがあるようなスマホには取り付けられないでしょうね。そんなスマホは無いと思いますが。

ちなみに、取り付ける時に、クリップでフロントカメラを塞いでしまうと、スマホが光を感知できなくなってモニターもカメラも夜モードになってしまうので注意しましょう。僕の使っているNexus5だと、クリップを横に挟むことになります。

キャンドゥの広角レンズはどうか?

背景を広く捉えて撮りたいけど、魚眼レンズみたいに形が極端に歪むのはちょっと……という場合は、広角レンズがオススメです。で、キャンドゥには、スマホ用の広角レンズとマクロレンズ(後述しますが、ものすごく近づいて撮れるレンズです)のセットが売られているんですよ。税抜100円でタイプの違うレンズが2つも!

おまけに、こちらは巾着袋までついてますからね。こんなに安くていいのかな。

早速撮影してみた

まずは装着前から。

で、これが装着後。

装着前は枝の部分しか入らなかったのが、広角レンズ装着後は地面までしっかり入っています。これなら牛久大仏をバックに記念撮影することになっても安心でしょう。

ちなみに外側が薄暗くなってると思うんですが、これは僕の横着が原因です。スマホケースを外さないでレンズを取り付けたことで隙間ができたため、ケラレが目立っちゃってるんですね。というわけで、ケースを外してから装着するのが望ましいですが、ケースをいちいち外すのは面倒だという人は、後で外側をカットするなど、アプリかなにかで編集するといいと思います。

マクロレンズはどうだ

続いてマクロレンズ。クリップは1つで、広角レンズを取り外すとマクロレンズになります。外で使う時は、取り外した広角レンズを落とさないように注意しましょう。
装着して500円玉を撮ってみました。

500円玉に付着している糸くずまで見えます。ちなみに、普通に撮っても、↓ぐらいが限界ですね。

こいつを使って撮ると面白いのは、料理とか植物ですよ。花を撮ってみたのがこれ。

見て下さい!この精密なオシベ!

ブログで料理を紹介する時など、こういうマクロレンズを使った写真も入れると、とても美味しそうにみえます。グルメ番組なんかでも接写を必ずいれますしね。

装着時に位置を微調整するのがメンドイ

ネガティブな面が無いわけではありません。まずレンズの位置を調整するのが面倒です。
クリップでいい感じの場所に挟み込むだけなので、レンズにピッタリはまってるかどうかは目視で確認するしかありません。結果的にピントが合ってればいいんでしょうけど。

上で紹介した写真も、なんだかぼんやりしてますよね。これ多分、レンズが微妙にズレてて、微妙にピントが合ってないんですよ。外側がぼやけるのはそういう仕様なので仕方がないんですが、ピントを合わせたい部分もぼやけてしまうのはちょっといただけないですね。もちろん、ぴったりとレンズに合わせて装着できれば、ぼやけることなくきれいに撮ることができます。

いつも同じ位置にピッタリとハマって、しかもしっかり固定されるといいんですが。まあ、色んなスマホに対応するためには仕方ないんでしょうね。そこは100均商品として割り切りましょう。使い慣れてくれば、いい位置に装着できるようになるはず!……多分。

100均のリスク、初期不良が心配

あと、これは100円ショップの商品全般に言えることですが、不良品に注意しましょう。僕が買ったものには目立った傷はついていませんでしたが、なかには「細かいキズがついていた」なんて話もあるようなので。

ダイソーの方は色付きの袋に入っているので購入前に確認できませんが、キャンドゥのレンズセットは外からある程度確認できます。

まあ、レンズの初期不良は100均じゃなくてもままあることなので、通常は返品・交換対応となるわけですが、100円ショップでそれができるのかどうかは分かりません。明らかに大きな破損なら交換も可能でしょうけど。

キャンドゥのに付属していた巾着袋で全部しまえる

結論として、ダイソーとキャンドゥのやつ、両方買っても216円ですから、値段以上の働きをしてくれると思います。色々と面倒とか不満はありますが、その辺りは、使い慣れていくにつれて幾分緩和されるでしょうし。ブログやってる人とかは、とりあえず持っておくと、表現に幅が出るんじゃないでしょうか。

で、巾着袋なんですが、以下のようにすると、キャンドゥのだけでなく、ダイソーの魚眼レンズもセットでしまえます。

まるでダイソーの商品も合わせて買うだろう、と見越したかのような絶妙なサイズです。しかしこれ、クリップの部分が全く一緒なんですよ。委託したメーカーが一緒なのかな。

100均のものはイマイチ信用できない、という人は、もう少し上の価格帯のものを検討してみてもいいかもしれません。

魚眼、広角、マクロの3つセットで売られているものもあります。

by カエレバ

 

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