郡山に住んだことのある人なら、1度くらいは目にしたことがあるんじゃないでしょうか。これは県道65号線、郡山小野線沿いの1枚。
今住んでいるわけではないので個人的にはどうでもいいのですが、県の行政の中枢が近くにあると色々便利ですし、ビジネス的に美味しい面もあると思うので、そういう要望はよく分かります。
こんな看板がそこかしこに掲げられていると、かなり必死になってるように見えますね。でも、別に全市民の悲願とかそういうことはなくて、おそらくほとんどの郡山市民は「どうでもいい」と思っているんじゃないでしょうか。
そもそも福島市と郡山市って結構離れているので、お互いを意識していないと思うんですよね。対立とかライバルとか以前の関係のような。
こちらは国道49号線沿いの1枚。県庁だけでなく、県警本部も求めています。この二つの組織が離れた場所にあったら、部署によってはものすごく困る人が出てくるでしょうね。県庁と県警本部が何十kmも離れている都道府県ってあるんでしょうか。おそらく県庁が移転する時は、当然県警本部も移動するんじゃないかと思います。わざわざ書いているところに、強い熱意を感じます。
僕の記憶では、この他に旧国道4号沿いに1つと、郡山の南のはずれ、ひばり温泉のあたりにもう1つあったかと思います。他にもあるのかもしれません。こうした看板を掲げるのにも広告料等が発生しているかと思いますが、それは「県庁移転を推進する会」が支払っているのでしょうね。
検索してみたら、ホームページがありました。現会長は会津若松の方みたいです。まー会津からしてみたら、福島市よりも郡山市の方がアクセスしやすいですからね。
事務所まであるみたいですが、普段は一体何をしているのでしょうか。常勤の職員が必要なほど活動しているとは思えないのですが……。
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