WHOの調査により、65度以上の熱い飲み物には、食道がんのリスクが上昇する可能性があることが明らかになったそうです。僕は猫舌なので大勝利ですね。同時に、コーヒーはリスク上昇は見られなかったとのこと。「コーヒーは体にいい/悪い」は長年の論争?ですが、がんに関しては濡れ衣だったということなんでしょうか。
まあこれ、相当日常的に65度以上の熱い飲み物を飲んだ場合にいくらかリスクが上昇する、というよくある話なんでしょうね。
どの時点で65度なの?
ところで、65度以上って、どの時点での温度なんでしょうね。口に含む直前で65度なのか、食道を通過する時点で65度なのか。
65度で食道を通過させるのって、相当熱いですよ。熱い飲み物が好きな人だって、飲み込むのはある程度温度が下がってからじゃないかと思います。
それに、口の中を移動するうちに熱を奪われて、喉を通る頃には結構温度下がっちゃいますよね。
なので食道を通る時に65度、という意味なら、ほとんどいないんじゃないでしょうか。
まあでも、食道を通る時点での温度を測ろうと思ったら、がんのリスクを明らかにするほどの大規模調査なんてとてもできないと思うので、飲む時点で65度ということなんでしょうね。
65度ってどのぐらいの熱さだっけ?
普段飲み食いするもので65度以上のものって何がありましたっけ。コーヒーやお茶の類は、80度くらいで飲むのが好きな人が多いという話を聞いたことがあります。
熱いものが好きな人たちは、おそらくスープ類もそれぐらいの温度で飲みたがるのでしょう。液体のみのコーヒーやお茶に比べ、スープは密度が濃く固形物も含むため、案外熱いコーヒーよりも食道がんのリスクが高いのかもしれません。
あとは、鍋物とかおでんのコンニャク、チーズフォンデュとか熱そうですよね。でも固形物は、咀嚼する間に温度が下がるので、食道を高温で通過させるのは結構難しそうですね。罰ゲームでアツアツのおでんを食わされる時も、飲み込む前に温度が下がるでしょうし。
口の中で冷ましてから飲み込めばいい?
食道がんのリスクに影響するということは、おそらく食道を通る時点で熱いかどうかが重要なわけですよね? ならば食道を通る時点で冷めていれば問題なさそうなので、熱い飲み物を楽しむときは、口でしばらく楽しんで、充分に冷めてからにすればいいんじゃないでしょうか。口の中がやけどしそうではありますが。
まあ僕は猫舌ですからね。わざわざ食べ方や飲み込むタイミングを変える必要はありません。今まで通り好きなモノを好きな温度で食べるだけですね。
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