ウチの子らからベイブレードバーストの大会に出たいとせがまれていたので、先日、近くのトイザらスに行ってきました。ちょっとレポートしたいと思います。
(追記)ヨーカドーのおもちゃコーナーでも定期的に開催されてるんですが、そちらにも行ってきました。32人の枠が埋まらず無抽選で参加できたのでそちらのレポートも書き加えました。そこまで飛ばしたい方はこちらから。
ベイブレードバースト?大会?
簡単に説明すると、ベイブレードバーストというのは、ベーゴマの現代版であるところのベイブレードの最新バージョン。
レイヤー、ディスク、ドライバーの3種類のパーツを組み合わせることで、攻撃力を高める、持久力を上げるなどの特徴をつけることができます。
最大の特徴は、ベイがぶつかりあうことで、この3つのパーツがバラバラになる(バーストする)ところですかね。コマが止まったり、場外に出る以外に、このバーストで勝負がつくことがあるというわけです。
で、このベイブレードバーストの販促の一環で、全国のおもちゃ屋さんやスーパーのおもちゃコーナー等で、定期的に大会が開催されています。
ベイブレードの公式大会はG1からG4までの4ランクに分かれているんですが、このおもちゃ屋で定期的に開かれるのはG4大会。一番下のグレードです。G3以上は頻度低めですが、規模も大きく、賞品も豪華なので、近場で開かれるなら行った方が楽しいんじゃないかと思います(僕は行ったことないですが)。こまめに公式サイトの大会情報をチェックしましょう。
大会には大抵、出場者の年齢制限があるんですが、今回連れていった大会は、小学生限定でした。ていうか、よほど大きな大会とか、大人が通うようなホビーショップで開かれる大会以外は、大抵小学生限定ですね。ただ、小学生限定とはありますが、明らかに未就学なキッズも参加していたので、まだ小学校に入っていないお子さんでも、参加できる可能性はあるっぽいです。お店に確認してみましょう。
16人の大会に90人弱がエントリー
大会はトーナメント方式で、出場できるのは16人か32人。僕が住んでる神奈川のトイザらスは、大抵16人みたいです。まあ16人でも3位決定戦含めて16試合。これを店員さんが1人か2人で運営するわけですから、これぐらいが限界なのも納得ですね。
16人は抽選で選ばれます。先着の大会も稀にあるみたいですが、基本的には抽選ですね。時間内であればいつエントリーしても当落に影響はないので、並んでまでエントリーする必要は無いです。その時間に間に合うように行けばいいでしょう。
で、先日僕が行った大会は……16人に90人近くエントリーしてました。倍率5倍!結構狭き門ですね。結局、ウチの子たちも今回はダメでした。
時期や地域によって差があると思いますが、大会に足繁く通わないと、なかなか大会に出場できないでしょうねー。ちなみに、僕が住んでいる場所はわりと人口が密集気味のところなので、そうでない地域のトイザらスでは、ここまで混雑はしないのかもしれません。
あとこれは他の親御さんから聞いた話ですが、家族旅行やプールなど、他の娯楽と競合する夏休みなどのほうが、倍率が低かったりするそうです。5倍というのは、このトイザらスでも結構多いほうだったみたいですね。
しかしまあ、抽選に外れると子供たちが不機嫌になるので、親としては色々大変ですね。不運を受け入れる心を育てるのも大事な教育ではありますが……
この不完全燃焼感を解消するために、パーツを買い与えて帰る家族は結構多かったですね。店も大会運営大変だなーとは思っていましたが、それなりにメリットはありそうですね。
ベイロガーを持っている人は、アクティベートして持っていこう
大会に参加すると参加賞としてベイポイントというものがもらえるんですが、この参加賞はベイロガーを通じて付与されるので、持っている人は持っていきましょう。
ちなみに、このベイポイントを使って、公式サイトでレアなパーツが当たるゲームができます。
うちの子はこれで「バルドゥール」というのを当てたことがあるんですが、大会に持ち込んだところ、結構年季の入ったお兄さんたちが羨ましがっていたので、そこそこレアなんだと思います。アニメばりに、勝負を挑まれたりしてました(笑)。パーツって重要なんですね。
ちなみにベイロガーは、ランチャーに取り付けるとシュート回数や強さなどを記録できるアイテムです。モノはコレ。
イヤホンジャックを通じてスマホと連動させると、これまでの自分のデータや、全国や地域でのランキングを確認することができます。いやーハイテクですね。
小さな子でも意外と勝てるので遠慮せずに参加させよう
この大会では、3位まではレアなパーツがもらえるとのことでした。16人ですから、1回勝てばベスト8、2回勝てばベスト4、ここで負けても3位決定戦があるので、3回勝てば何かしらもらえるというわけですね。
エントリーするのは未就学児童、小学校低学年高学年、男の子女の子、とにかく幅広いので、抽選に当たって大会に出られさえすれば、勝ち進むのはそこまで難しいことではなさそうです。
もちろん力のある高学年のお兄さんが有利なんですが、まあ小学生なので意外と小さな子でも勝てます。腕力のある子でもシュートミスや自爆はありますからね。
あと、相手のベイブレードをバラバラにして勝つバーストフィニッシュという勝ち方があるんですが、これが意外と腕力に無関係に発生するんですね。
なかにはめちゃくちゃ練習していて、圧倒的に上手い子もいるみたいですが、そもそも抽選で当たらないと大会に出られないですからね。この点は、16人という少人数開催が、力の無い子に有利に働いているな、と思いました。
そんな感じで小さな子にもワンチャンあるので、上手な子たちの大会だから……と遠慮する必要はありません。大会に出たい、とお子さんが言ったら、年齢や腕前などは気にせず、どんどん参加させてあげましょう。
(追記)
後日、イトーヨーカ堂で開催の大会に参加!
それから1ヶ月ほど経った頃、近所のヨーカドーでG4大会が開催されたので行ってきました。今回の枠は倍の32人!
その分たくさんのキッズが押し寄せるのかなと思ったんですが、意外に少なくて、28人しかエントリーしませんでした。つまり抽選無しで参加できた、ということですね。
これは店舗ごとに異なるんでしょうけど、うちのそばのヨーカドーに関しては、トイザらスに比べると選手層が幼なめに感じました。
高学年の子も5、6人はいましたが、ベイを回すのがやっと、という感じの幼児もチラホラいて、勝ち上がりの難易度は低めかな、という印象です。
一方で、大きめのお兄さんたちはちょっとわんぱくな振る舞いが多かったですね。
トイザらスは家族で来ている人が多かったのに対して、ヨーカドーは小学生くらいなら友達同士で来れるので、親ブレーキが無かったせいでしょうね。小さな子は巻き込まれないよう注意が必要かもしれません。
やっぱり自爆で負けるケースが多め
で、肝心の結果ですが、我が子らは2人とも1回戦負け。うちの子だけじゃないですが、やはり全般的にシュートミスや、自爆が多かったですね。
普通に回せば絶対に勝てるはずのお兄さんが、強く回すのに気を取られすぎて自爆して負ける、というのが結構ありました。まあでも、強く回したいよねー。
ですが、そんな気持ちをグッと抑えて、きちんとスタジアム内で回るように無難なショットをすれば、それだけで勝率が上がります。お子さんが小さい場合は、ショットを外さないようにアドバイスしてあげましょう。
32人だと、参加できるけど待ち時間が激長
あと、32人となると1回戦だけで16試合あるわけで、待ち時間が非常に長くなります。まあ子供なので、テキパキスムーズに、というわけにはいかないですからね。一方で、さんざん待った挙句に直前でもよおしてしまい、トイレに行っているうちに不戦敗、なんてこともあるので、その辺は計画的に。
来週またトイザらスでG4大会があるっぽいんですが、下の子は今回の待ち時間にコリゴリだったようで「大会はもういいや」って感じになってますね。せめて勝っていればモチベーションも維持できたんでしょうけど。
今後はまあ、気が向いたら行くか、ぐらいの頻度になると思います。
上手な子のテクニックを分析してみた
最後に、小さな子が勝つ確率を上げるためのテクニックを、上手な子のシュートを見て分析してみました。
ベイブレードバーストに限らず、コマの強さは回転力ですから、そのロスをどれだけ減らすか、がカギになります。そして何より大事なのが、ちゃんとスタジアムの中で回すこと。
なるべく低く、中心に近い位置で構える
高い位置からシュートすると、落下の衝撃で回転力が弱まってしまいます。また、この衝撃でベイの各パーツが緩んでバーストしやすくなってしまうので、なるべく低い位置からベイを落としてやりましょう。
あえて高い位置から落としてぶつける、というテクニックもあるようですが、技術も力も乏しい小さな子がやろうとすると、大抵返り討ちにあいますw
あと大事なのが、中心に近い位置で構えるということ。端に寄れば寄るほど、シュートミスや場外の確率が上がります。あえて端に落とすことでベイを激しく動き回らせるのもテクニックの1つですが、傍らから見てると、ミスって場外に跳ねていっちゃうことのほうが多いですね。G4大会はまず確実に中に入れることに重きを置いた方がいいです。
ど真ん中に構えるとさすがに相手にとってもかなり邪魔なので物言いがつくと思います。なので”相手よりは真ん中に近い位置”を目指して構える。うまくいけば相手は引きます。特に、大きな子を相手にする時は、この時点でビビって引かないことが勝率を上げるポイントです。
どんなに力の強い子でも、端に追いやられてシュートミスや場外の可能性が上がると、相手も慎重になってパワーを落としますからね。気持ちよくシュートさせないような位置取りが大事なわけです。
シュートは素早くコンパクトに引く
小さな子は力が無い分、オーバーアクションでシュートしようとするんですが、これだとランチャーがぶれてしまうんですね。
すると、ベイが垂直に落ちずに回転力が削がれてしまいます。また、ベイが着地する位置も安定せず、シュートミスしたり自爆したりとデメリットが多いので、ランチャーを支えるほうの手は動かさないようにしましょう。
引く方の手の動かし方が重要で、大きく動かすのでも力強く動かすでもなく、引くスピードを速めると、回転力が高まります。
無論、両手を引き離すように引くことで回転力を上げることはできますが、小学校の低学年ぐらいの子だと、手のブレによるデメリットのほうが大きいんですね。まずはここだという場所に安定的に落とせるようにした方が勝率が上がると思います。
逆に、両手を使って正確に落とすことができるなら、その方法でやった方がいいと思います。ただ、それが出来るぐらいのお兄さんお姉さんは、すでにそのことを知っているでしょうから、親のアドバイスなんて要らないと思いますがw
どの位置に落とすか、どれぐらいの角度で落とすか、によってベイの動きをコントロールできる
コマを動き回らせて攻撃を加えるほうがいいのか、なるべく中央から動かずに相手の攻撃を受けるのがいいのか、どちらがいいのかは分かりません。おそらくベイのタイプによって違いがあるんだと思います。
それを踏まえた上で、ベイを動き回らせたい時は、中央からやや離して構えましょう。垂直ではなくやや傾けて構えると、さらに激しく動き回ります。あまり傾けすぎると自爆やシュートミスにつながるので、ごくわずかでいいです。逆に中央で受ける時は、中央寄りに構えて、垂直に落としてやるといいと思います。
ただ、とにかく自爆が多いので、確実に入れるだけで勝率は上がります。先に挙げた通り、中心に近い位置で素直に真下に落としてやるのが、無難でいいと思います。力で劣る小さな子は特に。
とまあ分析してみましたが、子供は自分のやりたいようにやって勝ちたいものなので、あくまでアドバイス程度にとどめておきましょう。しょせんは子供の遊び、と突き放すぐらいが、子供ものびのびと遊べて楽しいと思うので。
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