最初はFitbit charge2にしようと思っていたが……
活動量計がずっと気になっていて、どれを買おうか迷っていたんですが、意を決して「Huawei band 2 pro」を買いました。
本当はですね、Fitbitのcharge2という機種にしようと思っていたんですよ。20000円弱ぐらいするんですが、レビューなんかを眺めると精度、機能、共に非常に評判が良いので。
それこそカートに入れて注文を確定させる寸前までいったんですが、一息入れて、対応するスマホを調べてみたところ、今使っているHuawei P10 liteには、検討していた2018年1月頃の段階では、対応していないということが判明しまして……連携できないんだそうです。
一応パソコンのアプリを使えば、データの閲覧や分析はスマホのアプリと同じようにできるようなんですが、Fitbit Charge2はGPSを内蔵していないのでトラッキングができないわけです。走行距離なども精度が下がってしまう……となると、今回はパスかなー、と。
階段の登り降りなんかも感知できるので魅力的だったんですけどね……
まあHuaweiの端末が全てダメというわけではないし、グーグルプレイの専用アプリのレビュー欄なんかで「対応してくれ」という声にサポートがメッセージ出したりもしているので、いずれは対応するのかもしれません。次にスマホを買い替える頃になったら、また候補にあがってくるかもしれませんね。
HUAWEIもスマートバンドを出していた
そんな紆余曲折があって、今度は対応機種という観点から探してみたところ、Huawei band2 proの存在を知ったというわけです。スマホのメーカーがスマートウォッチやスマートバンドも手がけるのは割と普通なことなのに、なぜか全然眼中にありませんでした。
このHuawei band2 proが1万円弱。proじゃない、Huawei band2もあって、こちらは5、6000円くらいで買えます。GPSがついていないタイプです。
Huawei band2 proのGPSは”電池の減りが半端ない””不安定でトラッキングが途切れる”などと不評だし、スマホと連携すればトラッキングできるので別に必要なかったんですが……睡眠計の機能に差があるということでproにしました。レム睡眠や浅い、深い睡眠、など、詳細な睡眠データを取れるのは、proだけで、ノーマルではその機能をサポートしていないようなんですよ。
同メーカーなので端末や専用アプリとの相性は抜群
同じメーカーなので、端末とのペアリング、同期等は完璧です。まずHuawei wearをスマホにインストールして、Huawei band 2 proを起動。アプリの「デバイス管理」で選択すればペアリング完了です。
バンドとの連携、設定等はこの「Huawei Wear」を使って行います。
集めたデータの集計、分析、閲覧はこっちの「ヘルスケア」。ジョギングやサイクリングなど、運動の効果を測りたい時は、このアプリからバンドを起動します(バンドだけでもGPSデータを取得できるんですが、先程書いたとおり、消費電力が半端ないのでオススメしません)
基本的な使い方ですが、バンド側は、巻いたら起動して、勝手に心拍数のデータを取ってくれます。
運動する時は、上述のHuawei Healthの「活動開始」をタップして、バンドを活動時のモードに切り替えましょう。スマホ側がGPS情報を収集して、トラッキングしてくれます。
このモードは、一時停止ができます。例えば途中店に入ったりして運動を中断する時は一旦計測を止めて、また動き始めたら計測を再開する、という感じで使うと、より正確な運動効果を計測できます。
バッテリーは、、充電せずに腕に巻きっぱなしで1週間はもちます。で、10%くらいまで減っても、満充電まで1時間とかかりません。これには正直驚きましたね……。
うっかりバッテリーがゼロになってしまっても、出掛けに5分くらい充電すれば1日分くらいは持つと思います。
自転車に乗ってみた
早速装着してサイクリングしてみることにしました。普段、自転車に乗ることで、どれくらいカロリーを消費しているのか。気になってたんですよね~。心拍数を確認して運動強度を調整するのもやってみたかったし。
ここで1つ問題が。Huawei band 2 proは、本体だけでも心拍数をリアルタイムモニタリングできるんですが、最初の計測に数秒かかるのと、画面が小さくて運動しながらだと見づらいんですよね。
で、心拍数はスマホ側の画面でもリアルタイムに確認できるので、こんな感じでスマホをハンドルにマウントしてみました。
もちろん、走行中に凝視はNG。面倒でも停車して、周囲に注意しながら、確認しましょう。
画面が見づらいのですら、こんな感じになってます。
いちいち画面で確認するのがメンドイ、見づらい、という人は、指定の心拍数を超えると振動で知らせてくれるよう設定することもできます。振動したら少し運動強度を下げる、という感じで調整すれば、効果的なダイエットができる、というわけです。
30分ほどサイクリングし、活動を終了させると、分析してこんな感じにまとめてくれます。
やはり公道だと信号があるし、安全第一で速度を落としたり、下り坂で動きが止まったりもするので、運動強度も低めですね。
真ん中の画面のグラフを見ると、有酸素運動などの全体に占める割合が一目瞭然です。
それまで感覚で調整していたんですが、想像していたのとだいぶ違いますね……もっとキツめに運動しても良さそうです。とはいえ、公道だとなかなかそうもいかないでしょうから、納得のいく運動をしたい場合は、やはりサイクリングロードなどに行かないとダメなのかも。
睡眠計
スマートバンドを買ったもう一つの目的が睡眠データを取ること。早速つけて寝ました。
寝る時にバンドを巻いておけば、睡眠データを取得してくれます。この時、スマホは要りません。起きて、Bluetoothで接続すると、アプリがデータを取得して、集計、分析してくれます。結果画面はだいたい2画面分。
実はこの下にあと1項目、昼寝時間があるんですが、画像は端折っちゃいました。3画面並べると文字が小さくなっちゃうので……。
気になるのが精度ですよね……寝ているので、深い睡眠だ浅い睡眠だのの精度は分かりませんが、就寝時間と起床時間、あと昼寝時間は概ね正確に取得していました。たしかにこの時間に寝て、起きた時はこの時間でした。
グラフ上では3回目覚めているようですが、はっきりと覚えているのは最後の1回、トイレに起きた時だけですね。目覚めたことを忘れたり、気がつかないうちにすぐ寝てしまったので起きたと思っていなかったり、といくらでも説明がつくので……全然参考になりませんねw
一度、寝ているところを動画で撮影して、睡眠データと照合してみたら色々分かるかもしれません。
1日のデータだけでも色々面白いんですが、1週間、1カ月の集計データを見ると、傾向その他がつかめます。数字だけでなく、テキストでアドバイスしてくれるのも面白いです。
「スマート起床」がかなり効果的
寝覚めの良さって、睡眠時間も重要なんですが、起きるタイミングもかなり重要なんですよね。アラームが鳴る時間に、ちょうど深い眠りの状態だったりすると、なかなか起きられなかったり、しばらく頭がクラクラしたり、みたいなことになるんですが、このHuawei Band 2 proは、スマート起床といって、アラーム設定時間の少し前くらいから、眠りが浅いタイミングを見計らって起こしてくれます。スッと目を覚ますことができるので、頭がボーっとする感じもそれほどないし、二度寝のリスクも減りました(本当に疲れている時はそれでもツラいですが……w)
アラームの時刻設定は何件も登録可能なのに、なぜかスマート起床の枠は1つしかないというのは不可解かつ残念なんですが、それでも十分使えるので、この機能はオススメです。
あと、振動で起きる、というのは、音を鳴らすよりも周囲に迷惑をかけないし、音にびっくりして心臓バクバク、みたいな起こされ方をすることもないのがいいですね。
バンドだと体から離れて振動に気づかなかった、みたいな事態も避けられるし、目覚ましはこの形態がベストなんじゃないかと、今は思っています。
手首サポーターで覆うことに
というわけで、購入前にやりたいことは、無難にこなしてくれる製品のようです。他のを使ったことが無いので比較はできないんですが、購入して約2カ月使用してみても、今のところ大きな不満は無いです。
ただ、こういうの使い慣れていないので、正確に計測するのに、どれぐらいの締め付けが必要なのか、その匙加減がイマイチつかめないんですよね。
強く締め付けすぎると、まあ当たり前ですが手に血があまりいかなくなって、痺れてきます。かといって弛くすると、位置がズレたり、浮いてしまったりで、キチンと測れているか怪しくなる。
そこで、いい感じにフィットするように100均の手首サポーターで覆うことにしました。
スマートバンドを少し緩めに巻いて、上からサポーターで覆って、ソフトに皮膚に着地させるという腹づもりです。結着が中途半端で外れたとしても、落下、遺失のリスクも回避できます。余談ですが、撮った後に気づいたんですが、これ裏返しなんですよねw 裏替えしに特に理由はありません。単に間違えただけです。
もちろん、単体でジャストフィットする場合はこんな小細工は必要ありません。画面を見たり、操作するのにははっきりいって邪魔なので。夏場はきっと蒸れるでしょう。
あくまでスマートバンド慣れしていない僕専用の補助輪みたいなものなので。購入してみて、僕と同じように違和感を感じた場合はサポーターを試してみてください。
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