洗っても洗ってもコケが復活するカメの水槽
クサガメを室内で飼っているのですが、水槽や甲羅にコケが繁殖しちゃって困ってるんですよ。
水換えのタイミングで水槽や足場、カメの甲羅に至るまでコケを磨き落として、甲羅干しも欠かさずさせているのですが、完全に取り除くことはできず、気づけばまたコケがびっしり、という状態なのです。
コケは日光を遮るので甲羅干しにも良くないし、水槽もあまり清潔には見えない、ということで改善したいのですが、正直打つ手ナシ、という状態でここまできました。
コケの繁殖を抑えるフィルターがあるという
そんな折、ロカボーイのフィルターにコケの繁殖を抑えるタイプのものがあることを知ったのです。
説明書きを見ると、どうも硫黄系の化合物が入っているらしく、こいつが水に溶け出すことでコケの繁殖を抑えるという仕組みのようです。Amazonのレビューを見ると「本当に繁殖しなくなった」「生えていたコケも無くなった」等々、景気のいいことが書いてあります。ただサクラレビューの可能性もあるので、そっくりそのまま信用するわけにもいきませんよね。真偽の程を確かめるために、買って試してみました。
パッケージの注意書きには、生えているコケを無くす効果は無い、と書いてあるが……
早速購入しました。
価格は変動しますが、普通のフィルターよりは当然高いです。といっても1箱数百円というレベルです。1ヶ月使用したら交換推奨、2個入り、というわけで2ヶ月使うことを考えると値段の差は大したことはないと、個人的には思います。
箱裏の注意書きには、すでに生えているコケの除去はできません、とキッパリ。
Amazonに書き込まれた購入者レビューの真偽やいかに。
軽くコケをはやした足場が1週間でどう変わるか確認
とりあえず足場用の島にコケが生えているので、こいつがどうなるのか、洗わずにフィルターを投入してみることにしました。
ところどころ緑色の部分があるのですが分かりますかね。ちなみにこれはあまり繁殖していない状態で、いつもですと、洗う直前はもっとびっしりとコケが生えています。
1週間で生えていたコケも無くなった
見出しでネタバレしちゃってますが、1週間後に水換えのために引き上げた足場の状態がこれ。
緑の部分はほぼ無くなっています。いままでの普通のフィルターだと、コケが繁殖を続けて真緑の岩になっていたわけですから、抑える効果はあったといえるでしょう。
そればかりか、生えていたコケも激減していました。ほぼ無い、と言ってもいい状態でした。
この先は素人の推測なんですが、除去されたというわけではなく、増えなかったので自然に総数が減っていった、ということなんですかね。水槽のパッキンの部分にもコケが繁殖していたのですが、それも無くなっていました。
カメの甲羅についたコケも減っていた
カメの甲羅についたコケも減っていました。あと、首のあたりも緑がかっていたのですが、それも消えていました。
足場や水槽についたコケと同じ理屈で、増えなかったから自然に減っていった結果なのかもしれません。(個人の感想です)
コケが無くても水換えは必要なことに注意
コケが生えていないと、水の汚れ方が遅くなっているように錯覚してしまうし、実際多少はきれいなのかもしれませんが、水はコケ以外の面では確実に汚れていきます。
水槽はカメのトイレですからね。
なので、コケの有無に関係なく、いつもどおりの頻度で水換えをしてやる必要があるということですね。
まあ洗剤つけて歯ブラシでゴシゴシやってコケを落とす手間は省けるので、水換えの手間はだいぶ軽減されたと思います。
水槽やカメの見栄えもだいぶ良くなるので、このコケを抑えるマットは今後も使い続けることにします。世話で手が抜ける方法があれば、貪欲に採用していくのが、ペットをストレス無く飼う秘訣なんじゃないかと、個人的には思うので。
まあ手間をかけるのが楽しい、という人も多いとは思いますが……
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