リモコンの反応が悪くなったら、鉛筆やアルミ箔で修理しよう

生活

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電源ボタンの反応が悪くなった

テレビのリモコンの電源ボタンが、グイグイ押してもなかなか反応しなくなってしまって……

10年選手なのでどこにガタが来てもおかしくないんですが、おそらく接触する部分が摩耗して押しても通電しなくなったとかそんな理由だろうということで分解・修理することにしました。

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100均の精密ドライバーで分解

メーカーや型によって構造はさまざまだと思いますが、大抵はネジをいくつか外してやれば簡単に開けると思います。

ちなみに我が家のテレビは東芝の10年モノ。たしか2010年に買ったレグザで、リモコンのネジはココ。

この部分にも蓋があったんですが、壊れちゃったのでむき出し状態。

ドライバーはこの100均精密ドライバーで。

鉛筆で接触面を塗りつぶす方法とアルミ箔を貼る方法

ボタンの反応が悪い時は、基板と接触する面が、摩耗や汚れにより押し込んでも通電しないような状態になっているケースが多いです。

その場合、この接触面を、乾いた布などで拭いて汚れを除き、さらに電気が通るような物質を塗布したり貼り付けたりすることで修理できます。

一番お手軽なのは、鉛筆をゴシゴシと塗る方法。もう一つのメジャーな方法は、アルミホイルを貼り付けるというものです。

鉛筆はお手軽だが持続期間は短め

鉛筆で塗る方法は、なんといってもお手軽。鉛筆を使う機会は昔に比べたらグッと減ったけど、家中さがせば鉛筆やシャーペン1本ぐらいなら見つかるでしょう。小学生の子供がいるなら借りれますね。

こんな感じで、ボタンの裏側、リモコン内部側を鉛筆でゴシゴシと塗りつぶします。

塗りつぶしたら元に戻して終了です。

ただ一旦直っても、何度も押しているうちに鉛筆が剥がれていくので、アルミホイルを貼り付ける方法に比べると持続力は劣るようです。

アルミ箔はちょっと手間だけど長持ち

アルミ箔を貼り付ける方法は、両面テープなどの、ボタン内側とアルミ箔を接着するなにかが必要です。

アルミ箔を切ったり、貼り付けたりする作業も必要なので鉛筆に比べるとそこそこの手間になります。

接着が甘いとアルミ箔がボタンから剥がれて、基板に常時接触した状態になり、押しっぱなしの状態になってしまいます。などのトラブルも、まあ可能性としてはあります。

まあその時はまた分解してアルミ箔を替えるだけなので、それほど気にすることはないのですが。

ただ塗るだけの鉛筆に比べると、修理の効果は長く続くようです。

鉛筆は前に一度やったので、今回はアルミホイルを貼り付けた

実は以前もこの電源ボタンは反応が悪くなっており、その時は鉛筆で直しました。でも1年くらいでまた感度が落ちてしまったので、今回はアルミホイルを貼り付ける方法にしてみました。

まあ1年も持つなら鉛筆でもいいのかな、と思いますが。

アルミホイルは、両面テープを貼り付けてからカットすると楽

僕はいい年して浅はかなので、まずアルミホイルを切ってから両面テープを同じくらいの大きさに切って貼り付ける、みたいな方法でやってみたんですが、テープがズレたりアルミにシワがよったりと散々でした。

まず下の写真のようにアルミホイルに両面テープを貼り付け(雑過ぎてはみ出してるんですが気にしませんw)

両面テープの台紙を剥がして、ハサミでボタンの大きさに切り、ボタンに慎重に貼り付ける、という方法が一番ラクで確実かと思われます。

こんな感じ。

電源ボタンだけめちゃめちゃ反応が良くなった

貼り付けたらまたリモコンを元通りに閉じて終了。動作確認したところ、新品の時のように、普通に押しただけでちゃんと反応してくれました。

もし押しても反応してくれない、という場合、まず電池が入っているかどうか確認しましょう。意外と忘れます(笑)

電池を入れてもなお反応しない、ということであれば、回路がショートしてしまっているとか、別の理由で故障していると思われます。

確かな知識があって自分で直せる人はそれでもいいですが、面倒なら新しいのを買ってしまってもいいと思います。純正じゃなければ結構安いし。各メーカーのさまざまな型式に対応したリモコンがリリースされているので。

もちろん、対応非対応はあるので、自分のテレビに使えるかどうかの確認は必要ですが……

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