HUAWEI P10 Liteのバッテリーを運良く1000円弱で交換できた(ちょっと失敗もしたけど……)

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買い替え後、古いスマホは子供がアニメを見るために使っていたが……

バッテリーが劣化してお役御免となったHUAWEI P10 Liteでしたが、充電しながらなら使えたので、子供たちがアニメを見るために使っていました。

ところが先日、さらにバッテリーが劣化したためか電源挿しっぱなしでも使えなくなってしまったんですね。要は完全な役立たずになってしまったわけです。

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ダメもとでバッテリー交換に挑戦してみた

何もしなければそのまま捨てるしかないので、壊れてもいいやぐらいの気持ちで自分でバッテリー交換してみることにしました。

すでに型落ちだし、元々の値段も安いので、わざわざ業者に頼んでバッテリー交換するのはもったいない

けど、バッテリー代(2000円前後)くらいで済むならチャレンジしてみる価値はあるんじゃないかと思ったわけです。しくじってもいい経験になりそうだし。

ただスマホの分解って難しいんですよね。

携帯電話の頃は精密ドライバー1本でバッテリー交換ぐらいチャチャッとできたんですが、最近はネジではなく粘着テープ的なもので貼り付けるのが主流になってしまったようで。

接着されたバックパネルを外す必要があるらしい

このP10 Liteも、バッテリーを交換するためには両面テープで接着されたバックパネルを外す必要があるようです。You Tubeで検索すると分解→バッテリー交換の動画がいくつか出てきます。自分でバッテリー交換をする際はこの手の動画を繰り返し見て、作業中もいつでも見られるようにしておくと成功率が上がるでしょう。

この手の分解は、粘着テープがある縁の部分をドライヤーで温めて、接着力を弱めた状態で、バックパネルを吸盤で持ち上げて隙間をつくり、そこにピックや薄いプラスチック製のカードを差し込んだら、横にスライドして剥がしていきます

どこから差し込むかは機種によって様々ですが、p10 Liteに関しては、カメラがある上やボタン、カードスロットがある側面ではなく、下側から差し込んでいくのが正解のようです。内部の配線を傷つけないように慎重にやりましょう。

臆病過ぎるぐらいがちょうどいいみたいです。

旅先で緊急に利用した、二度と行く機会は無いであろうネカフェの会員カードが財布の中にあったので使うことにしました。懐かしのテレフォンカードくらいの厚みですね。

こうなればもはや勝利、だと思っていたのですが……

粘着テープをもっとほぐしておけば良かった……

粘着テープを剥がして開く際の注意ですが、指紋認証センサー関連の配線を壊さないように、下の写真のような方向に開きましょう。ボタン類がある側を持ち上げる感じです。

しかしここで手痛い失敗を……。粘着テープの温めが甘かったのか、接着力が充分に落ちきっておらずバックパネルの青い塗装が剥がれてしまいました。まあ性能に影響は無いし、なんならカバーをつけるとまったく目立たなくなるのでそれほど気にはしてませんが。

でもどれぐらい熱していいのか、熱さなければならないのか、加減が難しいんですよ。熱すぎても変形、破損の原因になるだろうし……。

一応、バックパネルも修理はできます。僕と同じ失敗をして、直したいという人はチャレンジしてみては。

無事開けることができたので、バッテリーを注文

とりあえずバッテリーを交換できる手前の状態までは行けたので、バッテリーを注文することにします。開ける前に注文しとけよ、というツッコミがありそうですが、僕みたいな不器用な人間はここまでで挫折したり失敗したりする可能性があるので、ある程度ゴールが見えてくるまでコストはかけないのです。

届くまで、また閉めて引き出しの中にでも入れておけばまあ大丈夫でしょう……ホコリと湿気、静電気から守られてれば。

代替バッテリーは国内外で様々なメーカーが取り扱っています。ロワジャパンは、デジカメのバッテリー等で何度か買い物をしているので、自分の中では信頼度が高いメーカーの1つです。今回もロワジャパンにお世話になることにしました。

ロワジャパンって昔は自社サイトで通販してたと記憶しているのですが、今はAmazonやYahooショッピング、楽天を通じての販売に変わったんですね。値段や送料等に差があるので、比較して自分的にベストなところで買うといいでしょう。

どこもだいたい2000円くらいなんですが、Yahooショッピング特有の、”やけにタイミングのいいクーポン”のおかげで半額の890円で買えちゃいました。ラッキー。

夜に注文して、次の日に受注・発送(大阪からでした)、私の住む神奈川にはその翌日に届きました。バッテリーは海外発送も多いですが、やはり国内からの発送だとすぐ届いていいですね。

ちなみにゆうパケットなので、対面で受け取りではなく、ポストに入ってました。留守にできるので良かったです。

これが新しいバッテリー。実はスマホのバッテリーって初めて実物に触れたんですが、堅いケースに入っているわけじゃなくて、ソフトな作りなんですね。ラミネートタイプとか、パウチタイプとか呼ばれているらしいです。

いよいよバッテリー交換……しぶといので時間をかけて慎重に進めよう

さて工作の続きです。

バックパネルは指紋認証センサーがあるのでオレンジ色の薄いコードで本体とつながっている(写真左上のクネクネしたヤツ)のですが、着脱する時に切ったりするのは嫌だし、何より作業の手順が増えて破損させてしまったりする可能性もあるので、つけたままでバッテリー交換することにしました。

もっとも、バッテリーを外す際に邪魔になるので、勢い余って手をひっかけたりして切れちゃうリスクもあります。面倒でも丁寧にはずして作業した方が良かったかもしれません。

バッテリーの外し方ですが、本体と接続する端子部分を露出させるために、バッテリー上部のL型の金具を外します。ネジで固定されているので、精密ドライバーで外し、ピンセットでつまんで、無くさないように小皿のようなものを用意して入れておきましょう。精密ドライバーはダイソーで買ったものです。

バッテリーも両面テープでガッツリ接着されている

上部の端子を外したら、下からピックや精密ドライバー(マイナス)を差し込んで、粘着テープで張り付いたバッテリーを少しずつ剥がしていきます。本体側には配線もあり、ここを傷つけて失敗するケースもあるようなので、分解動画を見てヤバい部分を把握してから慎重に作業しましょう。端の方に隙間ができたら、あまり奥の方まで差し込まずに、ゆっくりと剥がすように持ち上げていくと上手くいくっぽいです。

あと、バッテリーを覆う金属箔的なものは粘着テープに負けて破れたりするので、手袋をはめて作業した方がいいです。破れた部分を掴んでいたら指がチクチクしたので慌てて手を離したのですが、作業5に見ると、溶けてた?のかどうか分かりませんが変質してました。こっわ。素手だったらヤバかったのでは。

細かい作業をする時はなおさらですが、手袋は小さめのものの方が使いやすいです。これは軍手全般に言えることですね。

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スマホが蘇った!

満充電後、7時間スリープ状態でまだ100%。そこからYou Tubeを流しっぱなしにして放置しましたが、7、8時間は動いてました。完全復活です。

しばらく様子見して、安全に使えそうならまた子供に貸す

というわけで、今のところバッテリー交換は上手くいっているようです。ただ、バッテリー関係はトラブルが発生すると危険度高めなので、何度か充電と放電を繰り返してみて、異常な発熱や膨張などが無いことをしばらく確認した方が良さげです。ウチみたいに子供に使わせるならなおさらですよね。

今回はどうせ捨てるものを再利用できれば、ぐらいのスタンスでしたが、現在使っている大切なスマホのバッテリー交換をする時などは、腕に自信の無い方は業者におまかせしたほうがいいかもしれません。僕もメイン機なら迷わず業者に依頼してました。

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