冷蔵庫で放置されてたレア調味料「XO醤」でスナック菓子を作ってみた 

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あまり家庭では作らないタイプのエスニック料理に手を出したばっかりに、冷蔵庫の”お荷物”になっているレア調味料、抱えてませんかね。うちにもありました。「XO醤」です。

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もう何に使ったかも覚えていないんですが、おそらく5、6年くらい経ってます。なので賞味期限が3年くらい前に切れてるんですが、奇跡的にも?見た目、ニオイ、味、どれも悪くなっている感じは無かったので、多分まだイケると思います。

そのまま食べてもいいらしいんですが、これ非常に脂っこいんですね。干しエビや金華豚といった高級食材を香辛料と一緒に油漬けにしたような代物なので。

ということで、スナック菓子にアレンジすることにしました。

脂っこいことを理由にそのまま食べなかったXO醤を、油で揚げてスナック菓子にするなんて、自分もどうかしてると思いますが……

小麦粉に練り込んで揚げる

スナック菓子なんて家で作ってられっかよ、という意見もあるとは思いますが、実はそんなに面倒ではないです。小麦粉に加えて団子にして、油で揚げるだけです。

XO醤と小麦粉だけだと、団子にするには湿り気が足りないと思うので、足りない分は水を加えてやります。以前作ったトマトプリッツもどきは揚げないので油で足してやりましたが、今回は油で揚げるので水でもいいでしょう。ちなみに、この水分が、油で熱されて水蒸気となって外に逃げていく時に、中に空洞ができるんですね。

水分が多過ぎるとしっとりした仕上がりになって、ズシリとお腹にたまる、スナック菓子とは言い難い出来になってしまいます。なので、団子としてまとまる最低限の潤いがあれば充分です。

迷ったらとりあえず薄味にしておく

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こんな感じで、表面がひび割れるぐらいのパサパサ団子を作ります。味つけですが、味見できないのでこの段階での味つけは難しいんですが、まあ薄味にしておけば、後から塩をふったり醤油をからめたりと色々できるので、XO醤だけでもいいと思います。逆に濃い味にしてしまうと、取り返しがつかないので。

低めの温度でじっくり揚げる

xo%e3%82%b9%e3%83%8a%e3%83%83%e3%82%af01そら豆ぐらいの大きさにちぎります。アバウトでいいです。形も整えてません。油に入れちまえば、そんな細かな心遣いはすべて吹っ飛びます。強いてポイントを挙げると、内部の水分を飛ばしやすくするために、薄くした方がいいと思います。見ての通りやってないんですが。

で、160℃くらいのやや低温の油で揚げていきます。チマチマしていて待ちきれない、という方は170℃くらいでもいいと思いますが、あまり温度を高め過ぎると、内側の水分が抜け切らないうちに表面が焦げてしまったりするので気をつけましょう。

完成です。
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マカロンの出来損ないみたいで見てくれは悪いですが、味も香りもXO醤。XO醤って香りは上品なんですが、エビやら豚やらの旨味をごちゃ混ぜにしていて結構ジャンクな味なんですね。なので、スナック菓子に合っているような合っていないような、不思議な感じに仕上がりました。

味が薄いかな、と感じたら、タッパーなどの密封容器に塩と一緒に入れて振ったり、フライパンで軽く熱しながら醤油とからめたりすると、しっかりした味をつけられると思います。この辺はまあ、試行錯誤ですね。

小麦粉+油なら、なんでもスナック菓子にできる

今回はXO醤でしたが、他のレア調味料でもスナック菓子は作れます。というか別にレア調味料じゃなくても、この味のスナック菓子を作ってみたい、というものがあったら、小麦粉と混ぜで団子にして揚げてやれば、大抵の食材はスナック菓子になります。色々試してみると面白いかもしれません。作りすぎや食べ過ぎに注意しないと、胃もたれ、肥満とイイこと無しではありますが……。

脂肪が気になる人は、揚げずにオーブンで焼く、という方法もあります。が、水分をうまく抜いてサクサク感を出すにはやはり揚げるのが一番ですね。

by カエレバ

 

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