今月号(2017年4月号)の「ちゃお」のふろくに家電がついている、と話題ですが、偶然にも娘がそのちゃおを買ってきたので、ちょっと動かしてみようと思います。
その前に知らない人からすると「家電って何だよ」って感じですよね。ルンバ風の自動掃除ロボット「プリちぃおそうじロボ」のことです。
すでに組み立てられていた
このおそうじロボット、実は組み立てなければならないんですが、昨日妻と娘とで組み立てたようで、すでに出来上がっていました。電池は入っていなかったので、まだ動かしてはいないようです。
モーターの配線まわりで若干デリケートな部分があるようなので、お子さんが小学校低学年くらいの場合は、一緒に作ってあげた方がいいですね。高学年なら理科で電気工作をしているはずなので、1人でチャッチャと作れるんでしょうけどね。
落ちないんでしょ?と油断していたら……
さっそく動かしてみましょう。ちょっと見づらいんですが、小さな折りたたみテーブルの上に、消しゴムのカスを散りばめています。
端にいくとセンサー?が働いて、くるりと向きをかえるので落ちません、と言いたいところなのですが、この動画を撮影した23秒のうちに2回落ちてます。どちらも似たような角度から端に突入して落下しているので、得意じゃない角度があるのかもしれません。あと、このちゃぶ台は外側に枠があって、そこにひっかかるんですよね。一般的な学習机のように端がフラットなら、ここまでは落ちないのかもしれません。
そして落下の衝撃でこの通り。プリちぃな仮の姿が剥がれ、本体であるモーターがむき出しに……「オソウジオソウジタノシイナ……」
娘に無断で拝借していたので心臓が止まりかけましたが、ツメ等の破損はなかったのですぐに戻せました。しかし、ちゃぶ台の上からでこのクラッシュ状況だと、机の高さからフローリングに落下したら、即さようならどらえもんになってしまうのではないか、と一抹の不安を感じます。
ところでこのプリティー部分、紙かなんかで自作すれば、自分の好きなキャラをお掃除ロボとして働かせることができそうですね。
吸引力はある
しょっぱなからネガティブな情報ばかりなので、このロボの名誉のために付け加えておくと、消しゴムのカスはしっかり吸ってくれます。
通った場所(真ん中のあたり)の消しゴムのカスが無くなっていますよね?
この通り、なかには吸い取った消しゴムのカスがたまっています。
机全体をキレイにするには、このロボが気まぐれな動きで消しカスのある場所全てを通過しなければならないので時間がかかるでしょうが、吸引力は合格点ですね。
タイマーまではさすがについていないので、自分で止めないといけないんですが、例えば宿題を終えて、このお掃除ロボを動かして席を離れ、しばらくしたらオフにする、といった使い方をすれば、机の消しカスなどはある程度掃除できるんじゃないかと思います。
「ロボを動かすために、机を片付けようね」
ルンバを持っている人ならすぐにピンと来ると思うんですが、自動掃除ロボって、ものが散らかっていると使えないんですよね。ルンバが気持ちよく掃除できるように、片付けをしないといけないわけです。
このおそうじロボも同じで、机が散らかっていると使えません。なので、この「プリちぃおそうじロボ」は「お掃除ロボを使うために机の上にあるものを片付けよう」と、机を片付けさせる口実として使えそうです。
色々と問題はあるにせよ、とてもいいふろくです
と、落下の不安などの問題点はありますが、これだけメカゴコロをくすぐるモノをマンガ雑誌のふろくにつける、という心意気は両手放しで絶賛したいですね。この手の電子工作が好きなのは男の子、というイメージはありますが、それは昔の話。今は女の子もよく食いつきますからね。
そんなわけで、このちゃお、見かけたら、お子さんにすすめてみてはいかがでしょう?ちゃおの対象年齢って小学生くらいでしたっけ? それぐらいの年の子なら、きっと面白がってくれると思います。
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