子供に青魚を食べさせたい
栄養とか家族の好みとかを考慮して、自動で献立を考えてくれるアプリとか無いですかね。無料で。
かなりワガママな願望なことは分かっていますが、それほど夕飯の献立というのは頭を悩ませる問題です。自分にとっては。
それでも結構レパートリーが増えてきているような気がするので、ここらで備忘録的にまとめてみようかと思ったわけです。
今回は子供に青魚をたくさん食べさせる奇跡のレシピ「アジの蒲焼き」です。
魚の揚げ物は意外と楽
揚げ物、しかも魚は面倒そうという意見もあるかと思いますが、やってみるとそうでもないです。
同じ揚げ物でも、鶏の唐揚げなんかよりずっと楽なんじゃないでしょうか。鶏からは火の通し加減が意外と難しいので。
アジにしたのは比較的脂っぽくなくてさっぱりしているからです。サンマやイワシのほうが蒲焼きとしてはメジャーですが、脂が多くてギトギトしてるのが苦手なんですよね。
魚は店で捌いてもらおう
自分で魚を捌ける人は尊敬するし、自分もそうなりたいなーと思いますが、時間もかかるし、ゴミも臭くなるのでウチではやりません。
スーパーで捌いてもらいます。タダで捌いてくれる店は結構あると思うので探してみましょう。
ここで捌いてもらうんですが、子供が食べやすいように3枚でおろしてもらいます。
頼む時にフライ用と付け加えましょう。刺身用にすると、皮をひきやすいようにゼイゴを残されてしまうので。
一口サイズに切る
これを家でさらに1口サイズに切ります。3枚おろしだと1匹で2切れなので、これを真ん中から2等分、さらに半分に切る。1匹で8切れにします。まあこの辺はお好みですね。
2等分するだけでもいいかもしれません。で、片栗粉をつけます。
裏と表、あと側面にもまんべんなくつけて下さい。
180℃で揚げる
ウチのガスコンロは温度調節ができるので、180℃に設定して揚げていきます。フライパンのほうがまとめて調理できていいです。衣が固まる前に動かすとはがれてしまうので、側面が固まってきたのを見計らってやさしく裏返して下さい。
揚げ時間ですが、表面が白い衣で覆われるくらいで十分です。
解凍サンマはともかく、アジやイワシはもとも刺身で食べられる状態で売られてるわけですから、生焼けで困ることはないのです。
そもそも薄いのですぐ火が通る。レアの状態で引き上げるとか逆に難しいと思います。
鶏や豚よりも簡単な理由はここですね。とにかくすぐ揚がるし、しっかり火を通さなくても危なくないのでアバウトでいい。
衣が固まる前だと、取り上げる時に身が崩れてしまうので、そこだけ気をつけてください。菜箸で少し動かしてみて、衣の具合を確認するとわかりやすいかと思います。
タレは適当に
全て揚げ終えたら今度は味付けです。実はこのまま”竜田揚げ”として食べても、魚そのものの塩気で結構いけるのですが、子供はやっぱり甘いのが好きですからね。
タレの目安ですが、しょうゆ:みりん:砂糖を同じ割合で混ぜてアルコールが飛ぶまで弱火で煮て下さい。出来上がったら、一旦別の容器にタレを移して、先ほど揚げた”竜田揚げ”をフライパンに並べ、タレをかけて加熱しながら絡めていきます。
衣は片栗粉ですから、タレが混ざることでトロミが出てきます。衣が柔らかくなると身が崩れやすくなるので、引き上げる時は丁寧に。
肝心の完成品の写真を撮り忘れたのが痛い……結構頻繁に作っているので、今度作った時に撮ってアップします。
苦手なものでも、揚げ物にして甘い味をつけると子供は結構食べる
ウチの子供たちは焼き魚があんまり好きじゃないんですね。お刺身は好きなんですが、マグロとかサーモンぐらいのもので、青魚はなかなか食べてくれません。
でも青魚食べてもらいたいじゃないですか。DHAとか豊富で体に良さそうだし。
子供は嫌なものでも、揚げ物にすると食べますね。あと甘い味をつけると。肉と違ってスジが無いので噛みやすいのもいいんだと思います。
ただ、油と砂糖をたっぷり使うことになるので、カロリーだけは気をつけて下さい。
まあ、子供の運動量を考えると、あまりカロリーは気にしなくてもいいかな、とも思いますが。一緒に食べる大人の方が心配ですかね。
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