ちょっと早いんですが、あと1カ月もするとシーズン突入なので、クワガタやカブトムシが集まる木を効率よく探す方法を紹介します。
細かい話はしません。ポイントだけ。
私有地ではない、夜に入れる場所
子供の頃はほとんど意識しないので、おそらく私有地の森とかにも知らずに入り込んだりしてたんでしょうね。でもそのノリで大人がズカズカ入り込んでいくと、虫を捕まえるどころかポリスに捕まえられることになります。子供連れでもアウトです。
なので夜でも入れる、森林公園のようなところを探しましょう。入園時間は現地の看板とか、自治体のサイトなどを見ると分かります。
あと有力なのが神社ですね。森の中にある神社などは、昼夜を問わず敷地内に入ることができることが多いので、色々お参りして探してみましょう。
公の森や雑木林の入り口には看板が立てられていたりしますが、そこにカブトムシやクワガタのイラストがさりげなく描いてあったりします。こういう森にはかなりの確率でいます。
これは言わば大ヒントですから、中を覗いて見てください。
明るいうちに樹液ポイントを見つけておく
夜でも入れる森を見つけたら、次は木を探します。木を見つけるのは昼です。クヌギやコナラを見ましょう。それらの木の、樹皮がめくれたり裂けたりしているところを見ます。
わかりますかね。丸で囲んだ部分、蝶が樹液を吸っています。夜、カブトムシやクワガタが集まる樹液には、昼は別の虫が集まっています。まだ6月上旬なので蝶ぐらいしかいませんが、これがシーズンになるとコガネムシなどが、張り付いて食事をしています。樹液の量によっては、何十匹もビッチリ張り付いていたりします。そういう樹液スポットを見つけたらしめたものです。
樹液のニオイを覚えておく。スズメバチに注意!
ちなみに夏場になると、樹液スポットからは特有のニオイが立ち込めます。口で説明するのはなかなか難しいですが、酸っぱい感じのニオイです。一度樹液スポットを見つけたら、ニオイを嗅いで覚えてしまいましょう。
一点だけ注意。樹液スポットにはスズメバチも来ます。秋の方が凶暴らしいですが、夏も充分危ないヤツなので刺激しないように。
危険箇所などもチェックしておく
昼は木を見つけるだけではなくて、足を踏み外しやすい場所など、危険箇所もチェックしておくといいでしょう。樹液スポットを見つけたら、そこまでの道を覚えて、夜は寄り道せずに直行するというのが一番です。
が、たまにお目当てのスポットでスカったり、昼は気づかなかった樹液スポットを偶然見つけたりすることもあるので、そんな時、脇道にそれても怪我しないように、よく周りを見ておくわけです。
これは多分、誰かが仕掛けたトラップの痕跡ですね。こんなことしなくても、この森には樹液スポットがたくさんあるんですが……しかも放置するなどもってのほかです。
おまけ
藤沢の海に近いあたりに、長久保公園という立派な公園があるんですが、ここには樹液がジュワジュワ湧いてる木がいくつか集まった”カブトムシの森”があります。でもこの公園、夜になると門が閉まるんです。カブトムシのいる時間帯には誰も入れないんですよ。
で、入れる時間には何が集まるかというと、スズメバチです。ブンブン飛んでます。超危険スポット。
植樹したんだと思うんですが、この”カブトムシの森”は、一体何のために作ったんでしょう?w
個人的には、この森は要らないですね。子供と遊んでいて安心できないのでw
夜間の昆虫採集では、LED懐中電灯は必須です。明るくて、ピンポイントかつ遠くを照らせるものがオススメです。僕は自転車のライトを外して持っていきます。めちゃくちゃ明るいです。
余裕があれば、どこかに固定できるライトも併用しましょう。捕獲する時は、両手が使えた方が絶対に楽です。何より、探検家っぽくてワクワクしませんか?
カブトムシを飼ってしまい、卵が生まれたり、幼虫になってしまった場合は、こちらを御覧ください。
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