ブログを書く時、写真があると無いとじゃ大違いですよね。文字ばかりの文章は読んでいて疲れるし、写真が1枚あるだけで、読み手も現地や現物を格段にイメージしやすくなります。
そういう写真を全部自前で用意できればいいんですが、なかなかそうはいかないもの。そんなわけで、無料の素材が重用されるんですが……経産省が、日本全国の美しい景色の大盤振る舞いを始めたらしいのです。
一流の無料素材を経産省が大放出
英語での記述がメインなことから、外国人向け。要は、日本の美しい景色を知ってもらい、好感度アップ、そして観光客の誘致につなげよう、という目的から立ち上げた企画と思われます。
テーマは様々で、自然の風景、歴史的建造物の他、祭り、農業、工業等々多岐にわたります。これらの素材が使い放題+改変もOK、というんだから、太っ腹ですよねー(ただし、クレジット表示が必要、このエントリーの最後にルールを紹介します)
愛知県はこれ。この迫力!豊川の手筒花火ですかね。これを個人の撮影で撮るのは難しいんじゃないでしょうか。似たようなのを個人で撮ろうとしたら、ポリスマンが来るかもしれません。
ちなみに、僕が今住んでいる神奈川県は湯河原梅林と湯かけまつり。どちらも湯河原です。
これは渋いですね。湯河原には何度も行っているので知っていましたが、県内でもここを代表的な名所に挙げる人はそういないんじゃないかと思います。もちろん、神奈川で最も美しい景色の1つであることは間違いないんですが。サイトの趣旨が観光地への誘導のようなので、湯河原が選ばれているのかもしれませんね。
そして、僕の生まれ故郷であるところの福島県は、会津のさざえ堂(栄螺堂)といわきの白水阿弥陀堂でした。実はどちらも行ったことないので何も語れないんですが。
郡山出身の自分としては、中通り地方の名所がピックアップされていないところが少々不満なのですが……w もう1枚増やす余地があるのならば、隣の三春の滝桜を推挙したいところですね。それも一番テンションが高い時の。
千葉なのにスカイツリー……千葉なのに富士山……
しかし、最も注目すべきは千葉県でしょう。千葉は父の故郷で幼少時代から度々訪れ、また多感な大学時代を過ごした思い出の土地でもあります。素晴らしい風景がたくさんありますが、この「PHOTO METI PROJECT」が千葉県で取り上げたのは、なんと「富士山と東京スカイツリー」でした! 東京や山梨、静岡じゃないです。千葉ですからね。
まあ、この2つが絶妙な位置関係で一望できるのは千葉!ということを伝えたいのかもしれませんが……”東京ディズニーランド”や”東京ドイツ村”と言った千葉を代表する、綺羅星の如き観光地の名称が頭をよぎりました。東京あっての千……じゃなくて、千葉あっての東京、というメッセージなのかもしれません。
とはいえ多用し過ぎると……
こんな写真素材がクレジット表示だけで無料で掲載できるとなると……無数のブログやニュースサイトで利用されることになるんじゃないかと思います。
でも、無料素材もあまり普及し過ぎると、他のサイトとかぶるんですよね。「またこの写真かよ」って思ったこと、一度はあるんじゃないでしょうか?
この「PHOTO METI PROJECT」の写真は、僕みたいな素人の撮る写真よりはるかに素晴らしいクオリティなので、是非有効活用していきたいとは思います。
が、やはり自ら現地に赴き、撮影した写真というものは説得力が違いますからね。僕としては、なるべく自前の写真を使う、ということをこれからも心がけていきます。
ちなみに、アイキャッチにつかった↓この写真は僕が5年くらい前に撮ったものです。
何の知識も技術もないド素人ですが、やはり紅葉は映えますね。特に目的も無く撮ったものですが、こういうものが大量にストックしてあるお陰で、写真素材には困らないですね。みなさんも、”とりあえず写真に収める”癖を身につけておくといいと思います。
件のサイトはこちら。
クレジット表示のルールは?
写真はそのまま使用しても、改変してもOKだそうですが、クレジット表示が必要になります。
引用時のルールは以下の通りです。
”
ユーザーは、写真素材を利用する場合には、以下の表示によって、出典を明記するものとします。なお、【】内は、ユーザーにおいて該当する記載をしてください。
写真素材を改変せずにそのまま利用する場合
【写真素材のタイトル】、経済産業省、クリエイティブ・コモンズ・ライセンス 表示4.0 国際
写真素材を改変して利用する場合
【写真素材のタイトル】(経済産業省、クリエイティブ・コモンズ・ライセンス 表示4.0 国際)を改変して作成
”
表記は英語でもOKです。
そのまま利用する場合
“写真素材のタイトル, METI, Creative Commons Attribution 4.0 International License (CC BY 4.0)”
改変して使用する場合
“Created by modifying 写真素材のタイトル, METI, Creative Commons Attribution 4.0 International License (CC BY 4.0)”
英語の方がクレジットっぽくていいかもしれませんね。
↓からの引用ですので、利用前に必ずこちらに目を通しておきましょう。
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