ダイエットの強い味方のしらたきだが……
ダイエット中、かなり重宝するのが主食の代替品になるしらたき。ラーメンやパスタの替わりにしらたきを使えば、カロリーを大幅にカットできます。
「ラーメン しらたき」とか「しらたき パスタ」で検索すると、先陣たちの編み出したダイエット食がわんさかヒットしますが、ラーメンにしろパスタにしろ、本物に比べると水っぽくて味気がないですよね。
浸透圧でしらたきから水が出ることが原因
これは、水が塩分濃度の低い方から高い方へと滲み出す浸透が原因です。しらたきをスープに投入した瞬間から、しらたきに含まれる水がスープへと流れ出し、味を薄めてしまうのです。
その分、しらたき側にスープが入り込んで味がしみるのですが、短時間なので味の変化に気づくほどではなく、中途半端な味になってしまいます。
なら濃いスープをつくればいいじゃないか、という話ですが、これがあまりうまくいかないんですね。
塩分濃度の差が大きいと、水のしみでるスピードも上がるんですかね?スープを濃くしても食べる頃には、きっちり薄味になってしまうんですよこれが。
あと、しょっぱいけど旨味は薄く、しかも水っぽいという最悪の状態になったりもするんですよね。料理って不思議ですね。
水気を飛ばす、という方法もよく見かけますが、これも焼け石に水。
しらたきが乾麺になるほど水気を飛ばせばスープの味を薄めることもなくなるでしょうが、そこまで水気を飛ばすには相当の根気がいります。
中途半端に水気を飛ばしても、スープに入れれば水はしみだし、味を薄めてしまいます。
そこで、しっかりとした味のしらたき麺を食べる方法を紹介します。
しらたきとスープの接触時間をなるべく短くする
最も簡単で、一番オススメなのが、しらたきとスープの接触時間をなるべく短くする、ということです。
具体的にどうするのかというと、ラーメンならつけ麺に、パスタならつけパスタにするわけです。
パスタなどは絡めたり上からかけて完成、というレシピが多いんですが、このやり方だと、食べるまでの間に水分がにじみ出て、口に入れる頃には味が薄まってしまいます。
かろうじて美味しく食べられるのは、食べ始めの2、3口といったところじゃないでしょうか。
そこで、しらたきとスープを別々の器に用意して、食べる分だけスープに入れて、水が大量にしみでる前に手早く口に運ぶ、という食べ方をするわけです。
スープは少し濃い目にしてください。
ただこのやり方だと、何度もつけていくうちにつけ汁が薄まってしまいます。結構時間をかけて食べる、という人は、もう1つ器を用意して、それぞれの器から1口分を取って、絡めたらすぐ食べる、というふうにするのがいいと思います。
どちらかが先に無くなると悲劇なので、ペース配分には注意してください。味のないしらたきははっきりいって辛いですw
しらたきに味をつけておく方法もあるが……
もう1つの方法は、一手間増えますが、しらたきにスープと同じ系統の味をつけておく、というものです。
ただ、あらかじめ味をつけたとしても、所詮スープの塩分濃度には遠く及ばないため、水はしみだしてくるんですね。やはりつけたら手早く食べないと、水っぽくなってしまいます。
こんなことしなくても、つけ麺風にすることでしっかりとした味で食べることができるので、手間のわりにメリットが薄いこの方法はあまりオススメしませんね。
つけ汁はレトルトでOK
つけ汁は別に自分で作る必要はありません。水で溶くタイプのラーメンスープやレトルトのパスタソース、もちろん袋カレーもアリです。100円前後で、バリエーションも唸るほどあるので、飽きずに続けられると思います。ちなみに、上の写真のつけ汁は、レトルトのジャージャー麺です。
レトルトではちょっと栄養に偏りが……等、気になる方は別に野菜を食べましょう。混ぜるとやはり水っぽくなるので、別の料理として食べるのがいいですね。あと、たんぱく質も忘れずに!
というわけで、しらたき料理の水っぽさに飽き飽きしているという方は、このつけ麺方式を一度お試しください。
器が余計に必要になるのは面倒ですが、あらかじめ全部混ぜてしまうよりは、はるかに満足度の高いしらたき麺を楽しむことができますよ!
(追記)
こんにゃくベースですが、かなり普通の麺に近いこんにゃく麺を見つけました。平麺タイプが特におすすめ。
とはいえ、しらたき麺ばかりではさすがに飽きますよね……ダイエット中でも好きなものが食べられます!ていうか、むしろ我慢しない方が続くと思います。その秘訣はコチラ。
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