リリースが出てからSNSでちょっとした話題になっていた「ペヤングやきそばプラス納豆」。近所のヨークマートで見かけたので早速買ってきました。
”納豆入り”ってキワモノとして扱われがちですが、意外と何にでも合うので(ニオイを除けば)、無難に美味しくて面白みが無かったりもするんですが、これはどうでしょうね?
ひきわり納豆のフリーズドライを後入れ
「ペヤングやきそばプラス納豆」は、普通のペヤングの焼きそばに、後入れかやくとして、フリースドライのひきわり納豆が入っています。
感心したのが、このフリースドライ納豆が、結構たくさん入ってる、ってところですね。
ちなみに、値段は198円(税込)。希望小売価格も198円で、ペヤングにしては結構高いんですが、フリースドライ納豆がこれだけ入っていれば、高くなるのも納得ですね。
かやくはいつものペヤングと一緒かな、と思ったんですが、よく見ると、見慣れない豆っぽいのが入っています。
大豆ですかね。普通のペヤングにはひき肉みたいなのが入っていますが、このペヤングやきそばプラス納豆は、”畑の肉”で統一してるんですね。
キャベツはシャキシャキ
さあお湯を注いで3分。茹で上がり?がこちらです。
ペヤングの焼きそばは、キャベツの仕上がりがキレイだと思うんですが、どうですかね?
他社のカップ焼きそばはもっとクタッとしているんですが、ペヤングのは立体感があって、食べる時もカップ焼きそばにしてはシャキシャキ感が強いような気がします。
まあ、たまたま蒸した時間が絶妙だっただけかもしれないですけど。
ほのかな香りと味。粘り気は強い
ソースを入れて混ぜてから、納豆を入れるとのことなので、ソースを入れて、かき混ぜます。そして納豆を入れると……
きました!あのニオイが。
水分を吸収して、ネバネバを取り戻した納豆の香りが、麺の湯気に乗って、鼻を刺激してきました。袋をあけて嗅いでみた時は納豆の香りはほとんどしなかったんですが、やはり納豆は納豆ですね。
と言っても、それほどキツいニオイではなくて、ほのかに香る、ぐらいのレベルなので、それほど周りを気にする必要はないでしょう。職場などで食べる時は、これから納豆のニオイが少しだけいくかも、と一声かけておいてもいいかもしれません。
ところでカップの焼きそばって、湯切りが甘いと水っぽくなって味も薄くなってしまうんですが、このペヤングやきそばプラス納豆は、納豆が水分を吸うので、味がぼやけなくていいですね。逆に、納豆が粘り気を取り戻す程度には水分が残っていた方がいいので、湯切りは”ほどほど”がいいようです。
今回は普通のペヤングの時のようにしっかり湯切りしてしまったのですが、納豆が戻り切らず、ボソボソした感じでしたので。
ただ、後入れかやくに余分な水分を吸わせるという仕組みは、納豆に限らず、別の味でも活用できるんかもしれませんね。
粘り気のおかげでズッシリ感がある
肝心の味ですが、ベースはいつものペヤングのソース味。そこに粘り気のある納豆が加わるので、味も舌によく絡みます。納豆の味自体はそれほど強くなくて、少し物足りない感じがしました。
肉の代わりに入っていた大豆は、いつもの肉以上にソースを吸うんですが、正直パサッとしていて、それほど美味しくないですね。これは別にいつもの肉で良かったんじゃないか?、という気もします。
あと重要なのが、箸で麺を持ち上げる時、結構手ごたえがあるという点。粘り気があるから、引き離すのにいつも以上に力が要るんでしょうね。
このズッシリした感じが、しっかり食べたぞ、という満足感を与えてくれます。
たんぱく質がうれしい
カップ麺って、たんぱく質が少なめじゃないですか。でも、このペヤングやきそばプラス納豆は、納豆と大豆のおかげで、植物性のたんぱく質をそれなりに摂取することができます。
なので、カップ麺や焼きそばのなかでは、なかなかヘルシーな部類に入るんじゃないでしょうか。
ただまあ、値段が200円弱ということで、ペヤングにしては高いので、何度も食べるかというと……まあ今回だけでいいですかね。
ちなみにセブン&アイグループ限定商品なので、セブンイレブン、イトーヨーカドー、ヨークマート等々、系列のコンビニやスーパーでしか売っていません。お探しの方はご注意を。
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