森永Pinoの新味「ピノ グレープ&ベリー 魅惑の濃厚ジェラート」が発売ということで、早速購入してきました。近所のヨーカドーで税込み138円。ピノって高級なイメージだったんですが、意外と安いんですね。棒アイスやカップアイスばかり食べているので、勝手に180円くらいだと思いこんでいました。
パッケージの高級&濃厚アピールが強烈
ノーマルpinoですら高級に感じてしまう僕ですが、この「ピノ グレープ&ベリー」のパッケージデザインは、その上を行きます。
「魅惑の濃厚ジェラート」という煽り。パッケージに描かれたカシスやベリーの類は、どれも宝石のように輝いており、グイグイと高級&濃厚アピールしてきます。
開封して中を覗くと、蓋の裏側には「こころ煌めく、魅惑のひと粒をどうぞ。」
こころなしか、”刺して食べるプラスチックの楊子みたいなやつ”も、ゴージャスな色遣いに感じます。キラキラしてるし。これなんていう名前でしたっけ?ピック?
そして箱の底面がこんな感じ。ここにもポエムが。
でもこの重ね方はどうなんでしょうね?w ゴン太くんが連想されてしまうんですが。もっとシャレオツな構図があるんじゃないかと思います。
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濃厚アピールに偽りなし!
これで全然濃厚じゃなかったらダメダメなんですが、食べて納得。これは間違いなく濃厚ですよ。
安物のグレープジュースって水っぽくて甘味も酸味もスカスカって感じじゃないですか。この「ピノ グレープ&ベリー」は、そんな安っぽい味ではなくて、甘味も酸味もグイグイと舌に押し付けてきます。「魅惑の濃厚ジェラート」と銘打っているだけあって、一般的なグレープ味のアイスとくらべても、明らかに濃厚です。
果汁100%の、瓶入りのグレープジュースを口に含んだ時のようなしっかりとした甘さ、酸っぱさ、そして心地よい渋みが、噛みしめるごとに口に広がります。これは、使っている果汁の濃度が高いのはもちろん、ブルーベリーの果肉も練り込んであるからなんでしょうね。果実味を残した荒濾しのジャムを口に含んだ時に感じるような、力強さを感じます。
表面を覆う”ぶどうチョコ”は、チョコらしさは無く、ただただぶどうの味がします。食感は、いつものピノのような”カリッ”よりはしっかりしているが、”ボリッ”ほどではない適度な硬さ。ジェラート部分は、身はしっかり詰まっているけどしっとりしており、なめらかさと重さが両立されています。僕がピノに高級感を感じるのは、このギッシリした食感なんですよ。
味の濃厚さと食感の重厚さがマッチしていて、噛みしめるほどに贅沢な気分に浸れます。
本物の果物に近い後味
感心したのが、後味なんですよ。まあ大抵のアイスは、食べた後に口に残るのはアイスの後味なんですが、この「ピノ グレープ&ベリー」は、アイスの後味というよりは、グレープやブルーベリーの後味。これが香料の仕業なのか、視覚情報(あるいはグラビアポエム)からくる錯覚なのかは分かりませんが、本物の果物の後味に近いものを感じます。
なので、食べた後の満足感がワンランク高いな、と思いました。
あえて言うと、ここまで執拗に魅惑の濃厚さをアピールしなくても、いや、しないほうが高級感が増したんじゃないですかねw アピールが強烈なせいで、せっかくの上品で濃厚な味わいが、若干損なわれているような気がします。
ちなみにピノは以前も同様の「煌めく濃厚ジェラート」を出してます。これ記憶にないんですけど、みなさんはご存じですかね?
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