”春の甲子園”ことセンバツ出場がかかる重要な大会の割に、夏に比べると中継が少ない秋季大会。夏の甲子園ロスで燃え尽きている人は結構いるはずなので、それなりに需要はあると思うんですが、ラジオ中継ぐらいしかないんですよね。
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ところが！九州大会は今日（2017年10月25日）の準々決勝は試合中継がある模様です。↓のページから、各試合のYouTube Liveのページに飛ぶことができます。
mrt SPORTS インターネットLIVE中継
mrt宮崎放送さんマジでありがとうございます！勝てばセンバツ当確という大一番ですからね。
さらに、中継終了後は、こちらにアーカイブされるようです。リアルタイムで観られないという人は、後からこちらでどうぞ。
この流れが今後、他の地区にも波及していくといいですね。
秋季大会の中継は主にNHKラジオだけど、他の地域は？
秋季大会は、各県、各地区とも準決勝ぐらいからNHKでラジオ中継されることが多いです。
札幌や仙台、名古屋、大阪、広島、福岡、といった各地方の大都市の放送局はネットラジオでも聴けるので、地区大会の準決勝くらいからは、音声の中継はどこでも聴けます。
NHKラジオ らじる らじる – NHKオンライン
ただ、勝負が決まるいいところでニュース＆天気予報で40分休止とか、とにかく扱いが軽いんですよw 午前中の試合とか、8回から中断、再開したら勝負が決まっていて校歌、がデフォルトですから。
すでに終わってしまいましたが、東北大会なんて、選挙とも丸かぶりだったので、政見放送の間も中継が中断されて、散々でしたね。
まあ夏の大会に比べると、秋の大会の注目度はなぜか低くて、おそらく高校野球が本当に好きな人しか観ないから仕方ないところもあるんですが……
ちなみに、九州大会も準決勝以降はNHKラジオのみの様子。権利の関係ですかね。宮崎放送さんにはもうひと頑張りして欲しかったです（いや、準々決勝だけでも中継してくれるのは非常にありがたいんですが）
東京大会と近畿大会が、CSのJSPORTSで準決勝からの3試合を中継するようです。
月額1800円。この期間中は、U-15のアジア選手権も放送されます。1、2年後に高校球児として間違いなく活躍する選手が観られるわけですが……んー悩みどころですね。U-25割ということで、25歳以下は半額だそうです。
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[nlink url=”http://kametec.info/2016/07/08/160708_koukouyakyu_realtime/”]
秋に映像を観るのと観ないのとでは大違い
それでも、秋季大会を映像で中継するのには大きな意味があると思うんですよね。
神宮大会や選抜に出場するチーム以外は、7月に初めて映像で観て、その月のうちに引退、甲子園に出場しても8月、さらに国体までいっても10月で引退なわけです。1年を通じてチームがどう成長するか、というのが高校野球の見どころの1つでもあるので、その大半を見られないというのは非常に勿体無いわけです。
もちろん報道を通じて、音声やテキストでも情報は得られるわけですが、映像で選手たちのプレーを見るのと見ないのとでは、感情移入の度合いが全然違うので。
まあ映像が残ると、冬の間にライバルチームに研究されてしまう、とういデメリットもあるにはあるんですが、シーズンオフの過ごし方も、そうしたことを念頭に入れた練習になるわけで、研究する側もされる側も、高いレベルで春を迎えることができるのでは、と思います。
まあ、1試合でも多く高校野球を観たい、というのが本音なんですけど。
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TVKの秋の高校野球ダイジェストは横浜高校前監督の渡辺元智氏がレギュラー出演
注目度の高い関東大会ですが、こちらも映像の中継は無し。
各県で夜にダイジェスト番組を放送しているんですが、テレビ神奈川の「高校野球ダイジェスト」には、横浜高校前監督の渡辺元智さんがレギュラー出演しています。秋に向けて指導と夏に照準を合わせた指導の違い、戦い方、等々、観戦の参考になることをどんどん話してくれます。僕は選手でも指導者でもないですが、観戦する際のポイントでもあるので、ためになりますねー。30分があっという間です。
高校野球、夏だけしか観ないのはもったいない、ということで、秋季大会がもっと注目されるようになるといいですねー。需要が高まれば、中継も増えるかもしれませんし。
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