2017年もあっという間に12月の末。今年もdアニメストアで結構アニメを見たので、自分の中で整理する意味も込めて、感想を書き綴っていきたいと思います。これから何を見ようかな、とお悩みの方は、参考にしていただければ幸いです。
dアニメストアの視聴履歴は、最近見たものから順に並んでいるので12月→1月という感じで、遡っていきます。
1.「鬼灯の冷徹」
地獄という非日常を舞台にしたほのぼの日常系で、2期が10月から始まったので、まず1期を見てから追いかけました。
日常系ということで大きなストーリーはないので、2期はマンネリ気味になり途中で切ろうかなとも思ったんですが、カンフー映画好きの僕の心を鷲掴みにした8話で盛り返して、なんとか完走できそうな感じです。
オススメ度:★★★
2.「魔法使いの嫁」
一応やさしいガイコツと陰のある女の子が静かに愛を育んでいくストーリーが軸なんですが、それよりはファンタジックな世界観とか、我々の常識とは幾分異なる考え方とか、ざっくり言うと異文化体験を楽しむ方がメインですかね。
どの辺が面白い、というのをはっきり挙げることができないんですが、見ている間はどこか別の世界に身を置いているような気分になれる。17年の秋アニメでは一番楽しみにしている作品かもしれません。
オススメ度:★★★★★
[middleds]
3.「Just Because!」
受験を控えた高校生の、恋愛、進路等々諸々の悩みを描いた作品。
今年も本当に多かった「湘南」を舞台にしたアニメですが、この「Just Because!」もその1つ。鎌倉から藤沢にかけてのどこかで見たような景色が満載で、視聴中に何度も一時停止して、ロケ地を探したりしてました。あんまり身近なところが舞台のアニメは、逆にストーリーが入ってこないですねw
ところで、女の子の顔にあんまり差が無くて、最初のうちはキャラがごっちゃになってましたw 誰と誰がくっつくか、くっつかないのか、という感じで恋愛モノの結末は限られているんですが、それでもやっぱりラストは気になりますね。
エンディングの曲買っちゃいました。やなぎなぎさんっていいですよね~。
オススメ度:★★★★
4.「BRAVE10」
いわゆる真田十勇士の登場人物と舞台を使った時代物のバトルファンタジー。娘に「薄桜鬼」を見せたら、幕末の歴史に興味を持って、歴史モノっぽいのが見たいと言い出したので、色々見せたうちの作品の1つです。
で、娘が見るには少々刺激の強いシーンがちょくちょくあったので、少し後悔しています。内容的にも、あまり興味は持てなかったようです。
僕も横で見ていたんですが、とにかく短すぎて、何も始まらないうちに終わった、という感じですね。アニメ化するぐらいなので原作マンガは面白いんだと思うんですが、このアニメ単体で見ると、物足りなさというか、見終わった後にあまり心に残るものが無かったなーという印象でした。
オススメ度:★★
5.「ブラッククローバー」
週刊少年ジャンプ連載の人気マンガのアニメ化作品で、類似の作品を挙げると「フェアリーテイル」のような感じ。王道のファンタジー+バトル。この先どうなっていくのかは分かりませんが、立身出世+謎の悪い奴らとの戦いを描いていくんですかね。
テレビ東京で夕方にやっているぐらいなので、キッズも安心して見られる内容です。
オススメ度:★★★★
[middleds]
6.「ラブライブ!サンシャイン!!」
娘に見せています。ラブライブ!を最初に見せる時、深夜アニメなのでお色気シーンがバンバン出てきたらどうしよう、なんて不安になって事前チェックなどもしたんですが、びっくりするぐらい男性の登場しないアニメだということがわかったので、この「ラブライブ!サンシャイン!!」はノーチェックで見せてます。
アイドル系は娘の横で長らく見てきましたが、前作のラブライブ!も含めて、登場人物が多すぎてごっちゃになってきてますね。娘も最近は、ライブの曲で口ずさむぐらいで、ストーリーはあんまり見てないっぽいです。そろそろこのジャンルは卒業なんですかね。
オススメ度:★★
7.「宝石の国」
独特の雰囲気を持った作品。頭で考えながら見るというよりは、ビジュアルとか感覚で楽しむアニメだなと思いました。何か大きな物語があるようですが、そちらを楽しむというよりは、舞台となる世界の成り立ちとか仕組みといった、設定を楽しむのがメインなのかなーという印象ですね。雰囲気を楽しむ作品という意味では「魔法使いの嫁」が近いんですが、内容は全然違って、こちらはバトル要素多めです。
オススメ度:★★★
8.「ネト充のススメ」
仕事を辞めて引きこもった妙齢の女性が、オンラインゲームを通じて様々な人と知り合い……という、オンラインゲームをテーマにしたアニメによくあるお話。まあタイトルからも分かる通り、ラブコメですね。
オススメ度:★★
[middleds]
9.「ルパンしゃんしぇい」
このアニメどこでやってたの?ってぐらい知らない作品だったんですが、12月に新着で目についたので見てみました。ルパン三世のキャラクターが出てきていますが、内容は「鷹の爪団」です。面白いんですけど、FROGMAN制作のアニメは全部同じになりますね。
オススメ度:★★
10.「僕の彼女がマジメ過ぎるしょびっちな件」
お色気ギャグアニメ。4コマ漫画のようなテンポ。最後にちょろっとラブコメっぽく締める。中高生の頃はこんな下ネタで笑っていたなー、と思いながら見てます。
オススメ度:★★
11.「王様ゲームThe Animation」
謎の「王様」からメールで送られてくる命令を遂行しないと”死”などの罰を受ける、というゲームに巻き込まれた高校生たちが、協力し合ったり殺し合ったりしながらも、王様の謎に迫っていく、という物語で、かなりシリアスに作ろう、という意識は伝わってくるんですが……
王様の命令が「胸を揉め」だとか「性交しろ」だとか、いちいち思春期の中高生が考えそうな「ハードな質問」で、恐怖とか緊迫感とかよりも先に、笑いがこみ上げてきてしまいます。
で、主人公の子が「シュタインズ・ゲート」の岡部倫太郎役などでおなじみの宮野真守さんなので、中二病を患った高校生の妄言っぽく聞こえちゃうんですよ。
今、毎週楽しみにして見ているんですが、それは本来の楽しみ方ではなく、ツッコミどころを探して、という感じですね。
オススメ度:★(ある意味★★★★★)
[middleds]
12.「ケロロ軍曹」
子供に見せています。ついこの前、第4シーズンに突入しました。ケロロ軍曹については「であります」という口調以外は全く知らなかったんですが、結構クレイジーな内容ですね。もっとほのぼのしたアニメだと思ってました。長く続いた理由が分かった気がします。
余談ですが、ケロロ軍曹に触発されて、息子がガンプラを作り始めました。ガンダムのアニメは見ないんですけどね……w
オススメ度:★★★★
13.「中二病でも恋がしたい!」
何で見ようと思ったのか忘れてしまったんですが、気がついたら1期を完走してました。非現実的な自作の設定にどっぷりハマった女子と、そんな黒歴史を封印して高校デビューしようとしている男子のラブストーリー。
一応ギャグアニメだと思うんですが、シリアスな展開もあるし、女の子の可愛さを売りにしているところもあって、めちゃくちゃ笑える、という感じではないですね。
オススメ度:★★★
14.「干物妹!うまるちゃん」
才色兼備の完璧女子高生が、家に帰るとゲームやアニメ、ジャンクフードにまみれる超ダラけた生活を満喫。そんな”干物”な妹の日常を面白おかしく描いた作品。
すでに会社勤めの兄とアパートで2人暮らししていて、兄の知人とうまるの学校の友達が主な登場人物。うまるの本性?を知る人、知らない人、実はあの人とこの人がこんな間柄で、といった人間関係の妙もあって、日常系にありがちなマンネリズムを感じさせない良作でした。
キャラが可愛いので、小学生の娘に見せたら気に入って、ちょうど今放送中(まもなく最終回ですが)の2期も継続して見ています。唐突なエロスもなければ、ショッキングな展開もないので、キッズにも安心して見せられます。
とはいえ、このアニメをきっかけに、娘がダラケ生活だけ真似したらどうしようとか、などと一抹の不安を感じているところですw うまるのように、外でやるべきことをしっかりこなしているなら全然構わないんですけどね……w
ギャグパートが基本ですが、最後の方にちょっといい話パートを入れる構成。2期はちょっといい話パートのウェイトが若干増えたように感じます。原作も続いているし、いずれ3期もあるんでしょうか。
余談ですが、このアニメ、中国で大人気らしいです。共感できるところがあるんでしょうか……w
オススメ度:★★★★★
[middleds]
15.「山田くんと7人の魔女」
ヤンキーっぽくて友達のいない男子高校生が、同学年の優等生の女の子と偶然キスをした結果、心が入れ替わって……という、冒頭だけ見ると、わりとありがちな設定と展開なんですが、話が進むにつれて本当の能力がどんなものかが明らかになったり、登場人物のバックグラウンドが明かされたり……ネタバレ無しだとちょっと紹介が難しいんですが、次の展開が気になる、と思わせてくれる良作でした。話が膨らむ設定と、そうでない設定があると思うんですが、このアニメは前者ですね。
ものすごく切りの良い終わり方なので、原作もこれでおしまいなのかと思ったら続きがあって、この12月まで連載が続いていたようです。今後続編が作られるかどうかは分かりませんが、もしアニメ化されたら見ちゃうでしょうね。まだ見ていない方はオススメです。
オススメ度:★★★★★
……おそらく全部紹介すると今年中に書き終わらないので、公開してどんどん追記していきたいと思います。では。