3局同時録画可能なテレビチューナー「REC-ON」
先日、自室でテレビが見たいということで、アイ・オー・データの「REC-ON」というテレビチューナーを買ったんですね。
REC-ONは、テレビやモニターとHDMIでつなげば普通にテレビを見られる。さらにネットにつなぐことで、パソコンやスマホで番組を視たり、録画予約などの操作ができるようになる、非常に便利なアイテムです。
ネットにつながっていれば、外出先で録画した番組を見る、みたいなこともできる。
REC-ONをインターネットにつなげない!
ところが、僕の部屋(2階)にはTVアンテナの差込口はあるんですが、ルーターは1階にある。
REC-ONは有線LANでしかネットに繋げないので、インターネットにつなげて機能を余すところなく使うためには、長い長いLANケーブルを階段や廊下に這わせなければいけないわけです。
ものすごく邪魔だし、ケーブル代もバカにならないので、ひとまずインターネットにつなぐことは諦めて、昔使っていたルーターで家庭内ネットワークを構築して使っていました。
家庭内であればパソコンでもスマホでもテレビを見られるけど、外出先で録画予約をしたり、という機能は使えない状態です。
それだけならまあ我慢できるんですが、スマホで見る時に、いちいちWi-Fiの接続先を替えないといけないのがとにかく面倒で……
ケーブルを伸ばす方法以外に何かないのか、ということでいろいろ調べてみると、ルーターを中継機にして、このルーターから有線で接続するという方法がある。
でもこれ、設定がよく分からんのですw
ネットで調べても先達の教えがなかなか見つからないし、そもそもルーター自体古いので、スペックが低くて、繋げても低速になってしまうという問題もあります。
苦労してつなげたのに速度がゴミで使えない、じゃ報われないですよね。
「有線LANポートを搭載した中継機を買えばいいのでは?」
そこで、これを思いついたわけですね。中継機は、さすが中継機という名前がついているだけあって、中継機として使うのに、面倒な設定が必要無いわけです。
買ってきて電源を入れたら、WPSなどのボタン操作だけですぐに使えるようになる。
吟味して選んだのが、TP-LinkのRE450です。
ぶっちゃけ1つグレードが下のRE350も有線LANポート付きで性能も充分だったんですが、値段の差が数百円だったので、良い方を買いました。
経験上、ネットワークはMAXが速いほどアベレージも速くなると感じているので。電波の範囲拡大機能の面でも、RE450の方がハイパワーです。
RE350は5GHz帯の通信が最大で867Mbps。今回買ってきたRE450は1300Mbpsです。
おそらく消費電力もあまり変わらないと思います。
RE450は結構大きいのが唯一のデメリットですかね。コンパクトなものがお好みな方は、RE350の方がいいと思います。
で、前述の通りRE450は大きいので、壁に直挿しで有線LANを挿すと、うまく取り回さないとRE450自体とLANケーブルの重みでコンセントが抜け気味になります。
自然に抜けるということはなさそうですが、うっかりケーブルを引っ張ってしまった際に抜けたりする可能性はありそうなので、壁に直挿しではなく、電源タップを伸ばして使うことにしました。
左が表側、右が裏側です。
電源の差し込み口を1つ潰す一方で、差込口を3つ増やすなど、一見して頭の悪い配線のように見えますが、この方法が「ぼくのかんがえたさいきょうのはいせん」でした。安定感重視です。
これで、2階のREC-ONをインターネットにつなげることができました。
LANケーブルは、カテゴリー5e以上のものを使いましょう。僕はダイソーのカテゴリー6、1mのものを買いました。
ついでに家の隅々まで強力な電波が届くように
我が家はそれほど広くはないので、中継機無しでもこれといって困ることは無かったんですが、電波の発生源が2階にもできたことで、ルーターから最も離れている2階の部屋でも、5Ghz帯の電波がよく入るようになりました。
今はあまり使われていない部屋ですが、将来的には子供部屋になるので、子供が大きくなって、パソコンやスマホを使うようになった時は、中継機としての機能も生かされるんじゃないかと思います。
というわけで、我が家のように、ルーターは1階で、REC-ONを2階で使いたいという人は、有線LANポート付きの中継機を買って接続することをオススメします。
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