ミカンの木についた虫、ルビーロウカイガラムシをこそぎ落とす

趣味

このページはアフィリエイト広告による収益を得ています

スポンサーリンク

ミカンの木の枝葉に見慣れない虫がビッシリと……

ミカンの木を庭に植えているんですが、枝を見ると枝や葉に虫と思しきものがビッシリ。虫が苦手な人向けにトップ画像にはモザイクをかけてあります。まあ、検索でここにたどりついた人は、すでに自分の庭で見ているんじゃないかと思いますが……

アブラムシかなにかの類だと思ってたんですが、調べるとこいつはルビーロウカイガラムシとかルビーロウムシとかいう名前で、ウチのミカンみたいな柑橘類の樹木だけでなく、その他幅広い種類の樹木に発生する虫だそうです。

スポンサーリンク

放置すると光合成に悪影響らしい

害虫じゃなければ放っておけばいいんですが、枝葉に貼り付いて水分養分を吸い取り、その排泄物で葉が黒くコーティングされると、光合成にも悪影響とのこと。

やっぱ駆除した方がいいんですね。しかしこんなのがあちこちの枝にビッシリついてるわけです。

丸いダニみたいな見た目をしてますが、これは本体ではなくて体から出した何かが蝋化して固まったもので、これがルビー色をしているのが、名前の由来なんだそうです。

この状態だと、物理的に駆除するのが最適とのこと

で、この状態になると農薬では一網打尽も出来ないのだとか。他に、ルビーアカヤドリコバチという天敵を放つ方法があるらしいですが、どこでどうやって手に入れられるのか分からないので見送り。

現状、この状態からの駆除の方法は1つ。物理的に取り除くしかないようです。

ヘラや歯ブラシなどで取り除くのがいいらしいですが、ちょっと数が多すぎて面倒なので、軍手で虫のついた部分を擦って取ることにしました。

木を傷めないように気をつけつつこそぎ落とす

摩擦力の高いものの方がこそぎ落とす効果は高いでしょうが、枝葉を傷つけてしまうと良くないので、普通の綿の軍手が良さげです。

つぶつぶのついたタイプでも力を加減すれば枝葉を保護しつつ駆除できますが、天然ゴムやニトリルなどでコーティングされたものは虫だけでなく樹皮等も剥がしてしまいかねないのでやめたほうが無難そうですね。

黒くなった葉も磨けばきれいになる

ルビーロウカイガラムシの排泄物で黒くなった葉
ちなみに、こいつの影響で黒くなった葉は、擦ることである程度キレイになります。この黒いスス的なヤツが光合成を邪魔するのがルビーロウカイガラムシの悪いところの1つらしいので、虫だけでなく葉も磨いてやりましょう。

ちょっと拭っただけでもこれだけ取れます。葉を破らない程度にフキフキして、緑の部分を露出させ光合成できるようにしてやりましょう。

意外と爽快なので、少しずつでもいいので始めてみよう

ルビーロウカイガラムシの排泄物で黒くなった葉を少し磨いた様子

ビッシリ付きすぎているとやる気がでないですよね。

そんな時は、例えば時間を決めて、取り切れなかったらまた次の機会、みたいな感じで目標を近めに設定してとりあえず始めてみましょう。

始めてみると、ポリポリ取れるのは爽快だし、意外と短時間で駆除できます。

せっせとゴシゴシやっていると、何やら別の虫が。クサギカメムシですかね。触らぬ神に祟りなし。退散するまで離脱します……

参考にしたサイト

埼玉県花と緑の振興センター 植木類の病害虫 ルビーロウムシ(ルビーロウカイガラムシ)

タイトルとURLをコピーしました