100均の合皮はぎれでパソコンチェアのシートの破れを補修する

生活

このページはアフィリエイト広告による収益を得ています

スポンサーリンク

以前補修したパソコンチェアのシートが再び……

自宅のパソコンチェア、シートが破れるたびに補修して、だましだまし使い続けて10年になります。さすがにそれだけの期間使い続けていると補修箇所が再び破れる、なんてこともあります。

今回は頭が当たる部分が再び破れてきたので、前のを剥がして新しい合皮のはぎれを縫い付ける作業をします。

スポンサーリンク

貼るタイプの簡単補修シートもあるものの……

一応、貼り付けるタイプの簡単な補修セットもあるんですが、高くはないものの安くもないという、二の足を踏む値段なんですよね。

高級ソファーならともかく、1万そこそこの安物の椅子ですから、何箇所か補修すると、もう少し金を出して新しいのを買った方がいい、ってなるので。

あと、よく擦れる場所に貼り付けると、次第にズレてきたり、剥がれてしまったり、というケースもあるようです。補修箇所に応じて使うのが吉らしいです。

合皮のはぎれが100円ショップで買える

シールではない、普通の合皮のはぎれなら安く買えます。100円ショップにも売っています。

前回使った分のあまりがあるので今回もこれを使います。キャンドゥーで買ったやつですね。

こいつで破れた部分で覆えば、補修用のシール合皮よりも安上がりですよね。

余談ですが、冒頭の写真を見ていただければ分かる通り、椅子のシートの色は黒です。一方、はぎれの合皮がブラウンなのは、単に黒が売り切れていたからです。

両面テープで貼り付けると、すぐズレる上にネバネバが残り面倒なことに

実は最初に補修した時、「貼り付けるタイプを真似て両面テープで合皮はぎれを貼り付ければ楽勝じゃん」とナメていたのです。

実際試してみたところ、すぐにズレて剥がれてしまった挙げ句、粘着成分だけはしっかりと残って衣服が粘つくなど、面倒なことになりました。うまくやればこの方法でもしっかり補修できるのかもしれませんが、ちょっと僕には無理でしたね。

縫い付けた方が長持ち

なので補修作業は、多少手間だけど針と糸を使って縫い付けるのがベターだろう、という結論に達しています、私の中では。

すでに何年か前に縫い付けて補修していますが、両面テープで横着した時のようなズレも粘りもなく、今も不便なく使えています。縫い付けた合皮そのものの寿命いっぱいまで頑張ってくれてます。

必要なものはすべて100均で揃う

さて補修に必要なものは、皮と針と糸。すべて100均で揃います(店舗の規模等によっては置いていない場合もありますが……)

椅子のシートに使われた合皮を貫くにはそれなりの太さの針が必要です。ダイソーで見つけたのが下の画像の商品。私は下段の斜めに差し込まれた針の、左から2番めを使っています。

太さ何センチのヤツか忘れちゃったんですけど、糸もそこそこ太いヤツじゃないと強度的に長持ちしないので、これぐらいのヤツを用意しましょう。毛糸みたいに、あんまり太すぎるヤツは縫い付けるのも一苦労なので、ほどほどの太さのヤツで。ふわっとしててスミマセン。

あと必須ではないんですが、縫い付ける作業の際、指に摩擦力があった方が針を抜き差ししやすいので、滑り止めコーティングされた軍手等があるとかなり楽になります。

私はこの組立グリップを使っています。はめっぱなしだと糸がひっかかったりして作業しづらい時もあるので、針を抜き差しするためにつまむ時だけはめる感じですね。

created by Rinker
ショーワグローブ(Showaglove)
¥688 (2024/11/21 14:01:25時点 Amazon調べ-詳細)

不器用でも大丈夫!見てくれはともかく……

道具と材料が揃ったらいよいよ補修です。

こんな感じで補修箇所にはぎれを当てて、十分に余裕を取って大きめに切ります。

「不器用な自分には無理なんじゃなかろうか」と不安な人もいるかと思いますが、ご安心を。

図工、家庭科、美術、技術、成績が非常に悪かった僕のような不器用メンでも、まあ機能的には問題無い程度には補修できます。どれだけ不器用かは、次の画像を見れば一目瞭然かと。

めちゃくちゃ不細工でしょ?余計な部分を切ると、多少はマシになります。本当はもっと切っても良さげですが、ギリギリを攻めすぎると縫い付けた部分に達してしまう可能性もありますから、無理はしません。どうせ自分以外は、せいぜい家族しか見ないし。

なにせ数年に1度しかやらない作業なので、毎回ほぼゼロからのスタートです。1箇所目は不細工MAXに仕上がる運命なのです。次の画像、2つ目の補修箇所を見てください。最初のヤツよりも見栄えがいいような気がしませんか?

とまあ、こんなレベルでも、見てくれに目をつぶれば補修したことを忘れるぐらいの機能回復はできるんですよ。

針の抜き差しは結構骨の折れる作業ですが達成感があるし、節約にもなります。色的に継ぎ接ぎが目立つ方が、己の力で補修したんだ、という気がしてなんだか誇らしげな気持ちにすらなります。ちょっと調子にノリすぎか笑

まあ、色々面倒な人は、貼り付けるヤツを買ってきた方が手っ取り早いかもしれません。どれだけ補修効果が持続するかはわかりませんけどね。

タイトルとURLをコピーしました