TPUのスマホカバーやケースは劣化の果てにこうなった

先々代のスマホのカバーが……

前の前に使っていたNexus5を、今も家限定で（用途は限られますが……）たまに使っています。

ところがはめっぱなしだったスマホカバーが割れてしまいました。まあ外に持ち出すわけでもないし、なんなら落として壊してしまっても惜しくは無いのでかまわないのですが……

Amazonの購入履歴を見ると、2014年の11月に買ったようなので、ちょうど6年くらいですかね。なんとまだ商品ページが残っていました。まあ何の特徴もない、ごく普通のスマホカバーです。

TPUカバーの臨終は、これまで見たことが無かったので、ちょっと観察しようかと。

なにせ6年も使用したものなので劣化して当然なのですが、カバー購入の際の参考になれば。

変色

使用したことがある方はご存知でしょうが、TPUカバーは変色していきます。

このカバーも新品の頃は透明でした。日光を浴びたり、高温になったりすると少しずつこんな感じで黄ばんでくるんですね。ちなみにタバコは吸わないのでヤニ等はついていません。

ちなみに下の写真の右のカバーは今使ってるoppo reno Aに付属していたカバー。完全な透明ではなく、ちょっと白味がかった製品でした。1年ですが今のところ変色は感じられません。

柔軟性が失われ、強度が落ちていく

見た目だけでなく、強度も次第に失われていきます。カバーをスマホから外す時、そしてまたつける時などに曲げるのですが、新品の頃は当然割れません。

しかし時間の経過とともに、当初の柔軟性は次第に失われていき、曲げたりねじったりした際に割れやすくなります。もちろん衝撃等で破損する可能性も高まっているでしょう。

側面はケースにスマホを押し込む時や外す時に曲げたりねじったりと様々な方向から力が加わるので、劣化した際に壊れやすい位置だと思われます。

イヤホンジャックや充電ケーブル類の差込口のために穴が開けられている箇所、ボタン類のために加工されている部分などもところどころ薄いため、劣化後破損しやすそうです。

それでもやっぱりTPUカバーを選びつづける

とまあ、6年も使うとあんな感じで劣化、破損してしまいます。6年間、ずっと同じスマホをメインで使い続ける人はまずいないと思いますが、

強度の劣化はともかく、変色はもっともっと早く始まっていたとは思いますが、買い替えの前に破損までする人はごく稀じゃないでしょうか。

ちなみに我が家には4人のスマホユーザーがいて、TPUは私1人、残り3人は手帳型です。手帳型は画面を保護できるし落下にも強い。ポケットから取り出す時にうっかりタップ、みたいなのもないし、便利なのは分かるんですが、厚みが増してかさばるんですよね。

そんなわけで、スマホ替えるたびに毎回悩むんですが、今後も私は結局TPUを選んじゃうと思います。