【夏休み】月に30冊児童書を読む僕が実践した、子供を読書好きにする方法【読書感想文】

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小学生は夏休みになると、読書感想文などの活字を読む系の宿題が出るかと思います。
普段読書をしない子にとってはキツい課題ですね。おそらく親がサポートしないと、やらずに登校することになるでしょう。

そんな子に、1冊本を読み切らせながら、読書の楽しみも伝え、あわよくば本を読む習慣までつけさせるためのポイントを紹介します。

ちなみに、僕は児童書を読むのがライフワークのようになっていて、月に30冊ぐらいは読んでます。まあ、児童書は1日に3、4冊は読めてしまうので、大したことではないのですが、小学校低学年~中学生ぐらいまでの子にオススメできる本ならたくさん知っています。

うちの子たちも去年までは、読書感想文で頭を悩ませるタイプの小学生でしたが、今年は自分からずんずん本を読んで、感想文を書いてくれそうな勢いです。

短編か、短編が集まって長編、という構成の本を選ぶ

本を読む習慣が無い子が、いきなり200ページ近いボリュームの本を読むのは、ハードルが高過ぎます。おそらくやる気をなくして、読み始めることすらしないでしょう。

なので、まずは短編集などを薦めるのがいいと思います。

ただゆくゆくは長編の楽しみも知って欲しいので、もう1歩進めて、短いエピソードを積み重ねて、大きなストーリーへとつながっていくような構成の物語を、よりオススメしたいですね。

なるべく最近書かれたものを薦める

自分が子供の頃に読んだ本はついつい勧めたくなるんですが、ここはグッとこらえて、最近書かれたものにした方がいいです。

もちろん何年経っても色褪せない名作というのはあるんですが、その辺りの機微を楽しむことができるのはある程度読書に慣れた子供なんですよね。大人にとっての一昔前は、子供にとっての大昔。今なら携帯電話1つあれば解決してしまうようなアクシデントが物語の核になってしまっていたりすると、古めかしく感じてしまうんですね。現実に引き戻されてしまう。また、今では起こりえない出来事や、見ることのない風景が出てきて、集中力が切れてしまう可能性もあります。

なので、まずは最近書かれた本を読んで、活字の物語を読むための基本的な技術を身につけていくことが大事です。そうして読書がある程度好きになったら、名作と呼ばれるような一昔前の作品を勧めればいいでしょう。

ところで、これは昔話や異世界を舞台にした物語などには当てはまらないんですが、表紙や文中のイラストが、今の子には古臭く感じてしまうようなものだったりしても興味を失うので、その点からも、最近出版されたもののほうがとっつきやすいと思います。

ジャンルは、子供の普段の嗜好を考慮して選ぶ

ジャンルは、子供が普段観ているアニメや、やっているゲームなどから、どういう世界を舞台にした、何をテーマにした物語が好きなのか、というのを推測するがいいと思います。

おばけや妖怪が好きなら怪談や不思議系の物語、体を動かすのが好きならスポーツ系の物語、動物が好きなら動物が主人公のもの、という感じですね。

特に、動物が主人公の物語はオススメです。子供はやはり、動物が好きなので、話に惹きこまれることが多いような気がします(主観ですが)

自分で読むようになるまで、少しずつ読んで聞かせる

いくら興味が持てそうな本でも、いきなり自分だけで読ませようとしてもなかなか読んではくれません。

なので、10分でも20分でもいいので毎日少しだけ時間を取って読み聞かせてあげましょう。ポイントは、ただ読むだけではなく、補足の説明を入れたりして、子供が理解していることを確認しながら読むということです。子供に多少なりともやる気があるなら、読んでいる文章を目で追わせると尚良しです。

難しめの単語の意味を知っているか尋ねたり、関連情報を付け足したりするなどして、物語に惹きつけます。どこの、どういう部分が面白いのかを解説するのもいいでしょう。

この読み聞かせは、最初の章に限る必要は全くありません。というか、そんなにすぐに自分から読み始めることは無いと思うので、2章、3章と、何日もかけて読み聞かせていきます。

その日の最後に「この後どうなるんだろう?気になるね」とか付け加えて、続きが気になるような感じで読み終えると、翌日まで興味が持続すると思います。ベタなんですが、こういう小細工が子供には効果的なんですよね。

で、子供がその物語に興味を持ち、親が読み聞かせる前に自分から続きを読み始めたらシメたものです。

あと、1度自分だけで読み始めても、また読むのを止めてしまったりもするので、そういう場合は、また読み聞かせてあげましょう。一度読み始めたら、出来る限り同じペースで、結末まで読ませることが大事です。

児童書なら、結構長めのものでも1週間~10日もあれば読み終えることができると思います。

最初のうちは大人もなかなか時間が取れず難しいと思いますが、慣れてくれば大人も気になって読みたくなってくるので、根気よく続けましょう。親もそれなりには頑張らないといけないということですね。

感想文に書く部分などは、あらかじめ聞き出しておく

最後まで物語を読み終えて、活字の物語の楽しみを少しでも実感してもらえれば教育的には充分なんですが、宿題はやらないといけないので、大人はさりげなく、その準備をしておきましょう。読み聞かせている段階であれば、ここが使えそうだな、という部分に付箋を貼っておきます。

子供が途中から自分だけで読み始めても、親は別の時間を使って最後まで読んでおきましょう。本をあまり読まない方もいるかと思いますが、読書が苦手な子に薦めるような児童書なら、その気になれば1、2時間で読み終わります。

で、子供が内容を忘れないうちに、感想文なり紹介文なりを書かせます。いきなり用紙に書かせるのではなく、まず別の紙に書きたいことを箇条書きにしておき、これをつなげて文章にしていきます。

作者名やストーリーの説明などのテンプレ部分は親がある程度導いてあげた方がいいですが、感想の部分は自由に書かせましょう。論理的におかしいとか、倫理的にいかがなものか、と思っても、そこまで親が介入するのは過干渉というものです。

と、駆け足でポイントを紹介しましたが、具体的にどんな本を選べばいいか分からない、という人のために、後ほど、オススメの本を追記していきたいと思います。中途半端でスンマセン。

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