息子が『ドラゴンボールヒーローズ』という、アーケードのカードゲームにハマってるんですね。
で、11月の半ば頃に、筐体がバージョンアップして『スーパードラゴンボールヒーローズ』という新シリーズに移行したんですよ。
筐体が変わっても前作のキャラのカードは使えるんですが、データを保存するためのIDカード『ヒーローライセンス』だけは、新しい『スーパーヒーローライセンス』じゃないとダメらしいんです。
スーパードラゴンボールヒーローズとは?
ちなみに、『スーパードラゴンボールヒーローズ』とは、ドラゴンボールのキャラクターカードを読み込んで、コンピューターや他のプレイヤーのチームとバトルするゲームです。前作『ドラゴンボールヒーローズ』では最大5キャラまでゲームに登場させられましたが、今作『スーパードラゴンボールヒーローズ』は7キャラまで読み取らせて、戦わせることができます。
カードごとに戦闘力や体力などのステータス、使える技が異なる他、キャラの組み合わせによってはコンビ技が出せたり、フュージョンできたりと、多彩な攻撃ができるようになってます。マンガやアニメで出した技を再現したり、本編ではなかったチーム編成で、オリジナルの技を出せたりと、まあドラゴンボール好きにはたまらないゲームなわけです。
で、この『スーパードラゴンボールヒーローズ』は、ヒーローアバターという、自分の分身をゲームに送り込むことができるんですね。そしてプレーするたびに経験が貯まり、ステータスが上がったり、強力な技を覚えたりするわけです。自分の分身が、悟空とかベジータと一緒に戦いながら強くなっていくわけです。子供はそりゃ楽しいですよね。大人にもそのワクワク感は分かります。
アーケードゲームなので普通は1回やったらデータはリセットですが、『スーパードラゴンボールヒーローズ』は『スーパーヒーローライセンス』というIDカードがあれば、データをセーブできるようになっています。
『ヒーローライセンス』を使えば、ゲームをやるたびに成長するヒーローアバターを、どんどん成長させていくことができる、というわけですね。
店舗では売り切れ、ネット通販では”プレミア価格”
で、この『スーパーヒーローライセンス』が、どの店に行っても売り切れなんですよ。まあつい1、2週間前にスタートしたゲームなので、飛ぶように売れたんでしょうね。
ならばネット通販ではどうだ、と思いAmazonを覗くと、売ってました。売ってはいるんですが、毎度おなじみの”プレミア価格”です。予想通りですね。
無料で配布されてたっぽい……
さらに調べてみると、このスーパーヒーローライセンス、どうやら11月19日、20日に無料で配布されてたことを知りました。
アンケートに答えると、指定された店舗で「ヒーローアバターカード」と「スーパーヒーローライセンス」のセット(スーパーヒーローライセンスは小学生限定)がもらえる、という感じで、タダで配られてたみたいです。あー、もっと早く調べていれば良かった。
『バナパスポートカード』で代用できるんだって
と、ここまで調べてきて、ちょくちょく見かける気になる記述があったんですね。
”「スーパーヒーローライセンス」(バナパスポートカード)”
このバナパスポートカードって何なのよ。
調べてみたら、スーパードラゴンボールヒーローズなどの、バンダイナムコが提供する、いくつかのアーケードゲームで使える共通IDカードのことらしいんですよ。これが『スーパーヒーローライセンス』と同じように使えるんだそうです。もちろん、前作『ヒーローライセンス』からのデータの引き継ぎも可能です。
しかもこれ、ゲームセンターに自動販売機が置いてあって、1枚300円ですって。安っ!そしてもちろん、在庫も潤沢にあります。さらに、スーパードラゴンボールヒーローズ以外の、対応するゲームでもIDカードとして使えます。
『Aimeカード』ってのも同じように使えるの?
さらに!この『バナパスポートカード』は、『Aimeカード』ってのと相互利用することができるんだそうな。つまり、『Aimeカード』も『スーパーヒーローライセンス』の役割を果たすということ。
ちなみに『Aimeカード』っていうのは、セガのアーケードゲームのユーザー認証カード。『バナパスポートカード』のセガ版ってことですね。
こんなのアーケードゲームの常連さんなら当然の知識なんでしょうが、1ヶ月に1回程度、子供をヨーカドーのゲームコーナーにつれていく程度なので全然知りませんでした。
しかし、転売価格がそれほど高くなく、プチプレミア価格程度だったのは、そういう理由だったのか……まあ、ちょっと調べたら代用品が300円って分かるんだから、それほど高い値段は付けられませんよね。コレクターの方なら事前に把握してしっかりゲットしてるでしょうし。
ヒーローアバターカードは、前作ドラゴンボールヒーローズのものが使える
ヒーローアバターをゲームに登場させるためには、ヒーローアバターカードが必要ですが、これは前作のヒーローアバターカードがそのまま使えます。
ちなみに、ヒーローアバターのデータは、スーパーヒーローライセンスに(というかサーバー上に、ですが)記録されているので、どのヒーローアバターカードを使っても、登場するアバターは一緒です。
我が家では、雑誌の付録についていたり、度々無料配布されてたりしたので、結構タブってます。なので、新たに手に入れる必要はありませんでした。
もし、ヒーローアバターカードが手に入らない、という方がいたら、こちらはプレミア価格ではない値段で売られているのでチェックしてみて下さい。ネットに限らず、カードを扱うホビーショップなどでも、中古で取り扱っていたりします。
ところで、ウチの子は、「手に入らない」と嘆いている友達にあげてました。レアなデザインのものでもなければダブって持ってても仕方ないですし、知り合いに、子供が『ドラゴンボールヒーローズ』をやっている人がいるなら、ダメ元で聞いてみると、意外と譲ってくれたりするかもしれません。
ちなみにこのバナパスポートカードは、ネットでバンダイナムコIDを取得して紐付けしておくと、ゲームのプレー履歴などを確認できる他、紛失や破損でバナパスポートカードを買い替えても、以前のデータを引き継ぐことができます。子供は扱いが雑ですぐ無くしたり割ったりするのでID登録しておきましょう。
他と違う感じが気に入ってるっぽい
スーパーヒーローライセンスではなく、バナパスポートカードを買い与えた時、息子はガッカリするんじゃないかと思ってたんですよ、正直なところ。
何しろ、キッズでバナパスポートカードで遊んでる人ってこれまで1人も見かけなかったので。まあ当然ですよね、1週間前に無料で配布してたわけですから。
でも、息子的には、他の子と違う感じが気に入ってる様子でした。前作の『ヒーローライセンス』とほぼ同じデザインの『スーパーヒーローライセンス』が大半を占める中で、『バナパスポートカード』は目立ちますからね。『Aimeカード』とか使ったら、もっと目立つでしょうね。