雪印コーヒーを、どう食べられるようにしたのか?
超メジャーなカフェオレ飲料「雪印コーヒー」を固体のデザートにした「たべる雪印コーヒー」、新発売かと思ったらリニューアルだったみたいなんですが、とても惹かれたので早速買ってきました。
この「食べる雪印コーヒー」、どういうものかというと、要は「雪印コーヒー」をプリンにしたものです。
ただ、それだけではさすがに単調なので、底にはカラメルソースが敷かれ、上からミルクがかけられています。
まずフタを開けると、こんな感じ。
コーヒー牛乳にミルクをかけるという、圧倒的ミルク感
コーヒーゼリーにミルクが一般的だと思うんですが、この「たべる雪印コーヒー」は、固形部分がコーヒー牛乳ですからね。
すでにミルク成分が入っている。にもかかわらずミルクをかけているわけで、当然ミルク感が半端ないです。生姜焼きに焼肉のタレをつけて食べたり、ポテトサラダにマヨネーズをつけて食べるようなものです。
なのでコクがすごいですね。食べると舌がミルクでコーティングされる感じ。その乳脂肪分の壁を突き破るように、コーヒープリンの甘みがグイグイと押し寄せてきます。
プリン自体は、あの「雪印コーヒー」の味ですが、紙パックコーヒー牛乳のような強烈な甘さではなく、若干マイルドになっています。
やはり固体で同じような甘みだとさすがにクドいですからね。ミルクのコクも追加されているし、甘さを抑えるのは正解だと思います。
ボリューム満点
最大のポイントは量でしょう。オリジナルであるところの「雪印コーヒー」も、500mlって結構なボリュームで、そこが魅力だと思うんですが、この「たべる雪印コーヒー」もとにかくボリュームがある。思えば、プリンでこの大きさってあんまり無いですよね。
三分の二くらい掘り進むと、心も舌もだいぶ満たされます。そこからまだ三分の一あるわけです。
カラメルソースの存在感がやや弱め
一般的なプリンの底のカラメルソースは存在感がありますが、この「たべる雪印コーヒー」はトールサイズで容器が深いので、カラメルソースを掘り起こすのがなかなかに大変です。
プリンもコーヒー味で色もそこそこ濃いので、カラメルソースが目立たないんですね。
スプーンの上のほうにある黒いのがカラメルソース。ミルクに絡め取られて、色も目立たず、存在感をすっかり消されています。
カラメルソースを楽しみにしている人は、その待遇にやや物足りなさを感じるかもしれません。
実際、食べてもミルクでマイルドになっているので、カラメルソースを食べている、という気にならないんですよ。
この点は、もう少し量を増やすなりして欲しかったですね。
まああくまで主役は真ん中のプリンで、その主役はきちんと雪印コーヒーらしさを保ちつつ、甘さをデザート向けにアレンジしてあります。
パッケージには惹かれるものがあるし、実際に納得のいく「デザート化」であることは間違いないので、気になる方は気軽に食べてみることをオススメします。コスパも高いし。
こちらは僕の故郷のソウルコーヒー牛乳です。
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