田舎のマンマが手作りマスクを送ってくれたが……
新型コロナの影響で、すっかり生活必需品になってしまったマスク。
以前のようにダイソーで30枚100円(+税)とかでは買えなくなってしまったので自作する人も増えてきましたよね。
そんな息子家族を慮って、田舎の母が自作のマスクを大量に送ってくれたのです。ステイホームの暇つぶしにもちょうど良かったのでしょう。
ありがたいことなのですが、我々世代のセンスと若干ズレがあるためか、デザイン的に、外に付けていけるものなのかどうか、判断がつかないんですよね……
もともと柄モノが苦手で、服でも何でも無地のものを身につけることが多いのですが、僕のオカンはもうずっとそのことを理解してくれなくて……子供の頃、親の買ってきた服を着るのがとても嫌だったのを覚えています。
送られてきたマスク、デザインはサムネの黒っぽいヤツと以下の11種類、計12種類ありました。
大きめサイズは男物(というか僕)、小さめサイズは妻や子2人(思春期男女)と思われます。試しにつけてみましたが、フィット感は良好です。耳が痛くならないようにとひっかける紐はストッキング製になっていますが、ゴム紐に替えたらもっとフィット感が増すように感じました。まあそれは別の話ですね。
右上の黒マスクはまあ普通です。アリですね。デザインの良し悪しというよりは、他に付けている人がいるかどうかが僕の中では最重要事項で、要は他人に紛れたいのです。マスクで目立ちたくないんですね。
禍々しき魔力を帯びた、呪いのマスク
まずはサムネのこのデザイン。素直なグレーではなく、ボカシというかうねりというか、怪しげな紋様。魔女とか暗黒騎士、アサシン系列の職業が身につけるとしっくりきそう。魔法防御力は上がるけど呪われる、みたいな効果がありそうです。子どもたちが厨二病を患っていたらウケたかもしれません。
これで良かったのに……黒マスク
続いて黒地。これで良かったんですよ。これで。子の心親知らずとはこのことです。40年経っても変わらないのですね。
単色、地味。ありふれているため誰も注目しないでしょう。強いて惜しい点を挙げると、裏地が白で、結構目立つことですかね。
チェック柄だが、なぜこの色を選んだのか
チェック柄はそこそこメジャーだと思うんですが、この色。ファッションに無頓着な大学教授がこんな柄のシャツを着てそう。個人的には、これはそんなに悪くないと思うんですよね。僕こそがそのファッションに無頓着なおっさんなわけで。一方、妻や子供たちには不評でした。
掛かり稽古のトラウマが蘇る豆絞りマスク
剣道やってたので、これ見ると掛かり稽古などのキッツイ練習を思い出して吐きそうになりますw
豆絞り、僕は嫌いなデザインではないのですが、この数ヶ月たくさんの柄のマスクを見てきましたが遭遇率ゼロ!
手ぬぐいのデザインとしてはメジャーな方なので、おばあちゃん世代とかならこれで作る人いそうなものなんですが、少なくともここ神奈川では、僕のオカンのようなセンスのおばあちゃんはいなかったようです。
お祭りの法被になら似合いそうですが、スーツや学生服には……どうでしょう。
近代日本以前ならしっくりきたかもしれない竹デザイン
年配の方がこんな浴衣着てたりしますよね。江戸時代にこんなマスクがあったらめっちゃしっくりくるし、戦国武将がこれ付けてたらわりと似合うような気がするのですが、現代社会にマッチするかどうかは未知数です。僕はそのうちつけていくやもしれませんが、家族にはやんわり却下されました。
昔ばなしに出てくる村の子供の着物のような柄
あるいは押入れのふすま紋様。アニメ一休さんのヒロイン?さよ坊が、色違いながらこんな柄の着物を着ていました。
前2つと合わせて和風三部作と勝手に命名したんですが、白地に紺という色合いはむしろ好きです。無地という願いはなかなか伝わらないものの、子の好みそうな色は抑えているということですかね。ちなみに家族は、身につけることに難色を示しています。
30年前のよそ行きデザイン
紺色の花柄。牡丹ですかね? 昔、授業参観の時にオカンがこんな柄の服を着てきたような気がして、郷愁をかきたてられます(本当に着てきたかどうかは分かりません) どちらかというと女性向けと思われますが、我が家の女性は身につけない旨を遠回しに伝えてきました。
ベージュの水玉模様。個人的には悪くないと感じているが……
水玉模様、ですが白地にベージュ?肌色をもっと薄くしたような色というか薄茶色というか。ミルクティーがこんな色ですかね。悪くないと僕は思うのですが、妻や子供に感想を聞くと、はっきりとしない返事でした。却下なんですね多分。
白地の植物柄。主張が控えめなので付けても目を惹かなそうな点がGood
花というか植物というか、その系統のデザインです。白地で控えめなためか「これならつけていけるかも」という家族の評価をいただきました。よかったねオカン。
とろろ昆布みたいな色の縦縞
握り飯を包む竹の皮のような趣があります。嫌いじゃない。ただサイズ的に子供や女性向けに作ったようで、ターゲットになっている妻や娘からは、今回は見合わせたい、という趣旨の回答を得ています。僕には小さいのですよ……
家族の女性陣の中では一番「抵抗感が少ない」と言われた
今回送られてきたマスクの、女性向けと思われるものの中で一番抵抗感が少ないと言われたのがこの薄いピンク色のこれ。こういうのはつけてるのを見かけることがあります。自分だけじゃない、他人もつけてそう、誰の目にも止まらない。こういうマスクでいいんですよね。
赤も案外悪くない。
けっこう濃い目の赤ですが、柄は細かくてあまり気にならないし、まれにこんな色の自作マスクをつけている人を見かけるので、これはこれでアリだと思ってます。家族(女性)の反応は今ひとつでしたが。男でもまあ付けて出られないということは無い、と個人的には思います。
コメントを投稿するにはログインしてください。