GWに会津若松~喜多方へ行ってきた
コロナの流行以降は帰省を控えていたのですが、初期の頃に比べるとだいぶリスクも下がってきたということで、ゴールデンウィークに家族で福島へ帰ってきました。
これまではハワイアンズに行くことが多かったのですが、子供たちも大きくなったし、たまには違う場所にも行ってみようということで会津方面にいってきたという次第です。
僕は福島の出身ですが高校を卒業するまでの18年間、郡山市を出たことは数えるほどしかなく、さらに言えば家と学校の行き来ぐらいしかしていなかったので福島の名所もお出かけスポットも何も知らないのです。
妻は神奈川の出身ですが、親の福利厚生施設が福島にあったとかで何度か旅行に来ていたらしく、観光スポットに関して言えば僕なんかよりずっと詳しいかもしれません。
最初に訪れた鶴ヶ城に関してはまあここでは割愛ということで。
朝ラー文化をよく知らなかったばかりに……
午前中に会津若松、お昼を喜多方で、ぐらいに考えていたので、午後1時くらいに着いてラーメン屋を回ったのですが、「今日はもうおしまい」という店が結構あって……あやうくラーメンを食べられずに帰るハメになるところでした。
後から親に聞いたんですが、喜多方あたりでは朝からラーメンを食べる人も多いので、早朝から開店して昼くらいにはスープが無くなって閉めちゃう店も結構あるのだとか。朝ラー文化は小耳には挟んでいましたが、閉店時間のことはあんまり考えてませんでしたねー。
おそらく一番有名であろう坂内食堂などは夕方くらいまで営業するんでしょうが、とにかく行列が長い!他の店が閉店し始めている時間帯だから余計集中していたのかもしれません。
「喜多方らーめん 老舗上海」にギリで滑り込んだ
有名店じゃなくてもいいから、並ぶ時間は短めがいいよね、と一家4人の意見は一致していたので、とにかく開いている店で行列が短いところを狙って探し歩いて見つけたのが「喜多方らーめん 老舗上海」でした。
店の前の行列が5、6組で20人くらい。まあ20~30分くらいで中に入れるだろう、ということで列に加わると、まもなく店員さんが「今日はここまで」の看板を我々一家の後ろに立てていきました。その後も並ぼうとして帰っていくお客さんが何組もいたので、それこそ数分遅かったらもう食べられなかったでしょう。
澄んだスープと脂身の少ないチャーシューの優しい味
チャーシュー麺の大盛りをいただきました。
澄んだ醤油スープですがベースはとんこつだそうです。まろやかで優しい味だけど味の圧は強く、旨味も塩気もしっかり感じられます。ずっと飲んでいられる。
チャーシューはロースですかね。バラ肉のコッテリしたチャーシューも好きですが、ここのは脂身が少ないので胃の負担も軽く、僕のような中年にはありがたい。もちろんパサパサなどはしておらず、口の中で解けるように柔らかい。味もよく染みています。
喜多方ラーメンといえばこのちぢれですよね。箸で持ち上げると麺がウネウネと暴れる。すすると唇を不規則にピチピチとたたきながら吸い込まれていく。
スルスルッと入っていくストレート麺よりも一度に口に含む量が減るので、同じ麺の量でもじっくり味わえるのが、ちぢれ麺の醍醐味なんじゃないかと思ってます。
いやー美味しかった。
帰り際に「ラーメン神社」なるお店に立ち寄り、ラーメンソフトクリームを食す
老舗上海がある路地から大通りへと出て中心街へと戻る途中、「喜多方ラーメン神社」なる看板が!
神社というよりは、入り口に鳥居をあしらったお店、でしょうかね。見切れているんですが、右下に立てられた黒板には「喜多方らーめんソフトクリーム」とあります。どんなだよ、と思い注文して出てきたのがコレ。
形状が麺っぽいだけじゃなくて、アイスに醤油が入ってるそうです。気持ち甘じょっぱさがありましたが、みたらしまではいかない感じ。言われないと塩バニラかな、と勘違いするかもしれません。
ナルトとネギはチョコとか砂糖菓子ではなく、なんと普通にかやくのヤツでした。あのカップラーメンに入ってるナルトとネギです。どうかしてるぜ、って思ったけど量がそれほど多くないので味に大きな影響は無く、普通に美味しく食べられるソフトクリームでした。
ちなみにサイズは3つあってこれは一番大きなヤツ。一番大きなヤツはカップじゃなくてコーンでも食べられます。
通りかかった旅行者っぽい人はみんな気になって食べてましたね。せっかく来たんだから、食べて帰った方がいいと僕も思います。
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