チューブはしっかり収まっていたが……
自転車のタイヤに空気を入れようと思ってよく見たら、側面がぷっくり膨れていました。
これまでの経験上、タイヤが不自然に膨らんでいる時は、チューブがタイヤとホイールの中に収まっていないことが多いんですが、その場合はもっと広範囲に変形します。
今回のように、プクッと一部分だけ膨れる感じじゃないんですね。これは初めてのケースです。
僕は自転車整備士ではないので詳しいことはわかりませんが、タイヤが形状を保てていないということは、要は空気圧でチューブが押してくる力に、タイヤが負けている→その部分が経年劣化等で薄くなっているからだろう、と考えて交換することにしました。
そのまま走り続けて、とうとうタイヤが破けてチューブがむき出しになったらめちゃくちゃ危ないですからね。
SCHWALBE(シュワルベ)のmarathon(マラソン)を使ってます
ちなみに、このタイヤはシュワルベ(SCHWALBE)のマラソン( marathon )という品です。
とにかく頑丈で、パンクに強いことに定評のあるタイヤなので、街乗りのクロスバイクなどに履かせている人が多い。実際、このタイヤを4年くらい履いてますが、一度もパンクしていません。
スポーツタイプの自転車は車輪を簡単に外せるので、タイヤ交換は10分かからずに終了しました。
で、気になるのはコブの内側。
バーコードが貼ってある部分でした。このバーコードは紙のシールとかではなくて、伸縮性のあるゴムっぽい素材で、タイヤと比べても遜色ないくらいの強度があります。不思議なのは、外した状態なので、チューブに押されていないはずなのに、コブが消えないこと。空気はこのバーコードとタイヤの間に入り込んでいるようです。
どうせ捨てるなら、とコブの部分をカッターナイフ等で切り裂いて中を確かめてみようとしたのですが、意外にも硬くて、なかなか傷をつけることができませんでした。もしかしてそのまま履いてても問題なかったのかな?
まあ、このタイヤはもう4年も履いていて、その他の部分、例えば接地面はツルツルだし、ところどころ糸的なものも綻びが出てきているので、替え時だったと思います。コブがブレーキシューなんかにも干渉する可能性があるし、交換のタイミングとしてはちょうど良かったと思います。
繰り返しになりますが、このSCHWALBEのマラソン、履かせてからパンクが撲滅しました。やや重めですが、街乗りでダラダラ走る分にはあまり気にならないので、とにかくパンクは勘弁、という人にオススメです。もちろん、空気が抜け気味だとパンクのリスクは上がるので、定期的な空気入れだけ忘れなければ、ですけどね。
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